相手の中にみるものは
自分の中にあるもの
相手の中にあるすごく嫌だな、
と思ってしまう何かは
自分の何かを刺激し
感情を揺さぶる
そこから何をおもうか
ここはとても大切で
自己解釈をしてしまうと
マイルールの中に埋没していく
人は考え方のパターンをもっていて
そこでループしてしまい
結果成長につながらない
さてどうしましょうか
世の中には普遍の真理や
人が成長するための教えがあり
ハウツー本よりは
古きよき教えの聖典などを読むとよいです
しかしながら
本には限界があり
本に残せるものは
本当に一部であり
著者の真意や
そのさらに奥にある教えを
読みとれるかどうか
定かではない
また
本は自己流に解釈をしてしまいやすい
ご縁がある先生から
教えを直接受けることが大切
自分で学んでいくことと
直接レクチャーを受ける事
この両輪がとても大切
しかしながら
師をなんとするか
もちろん素晴らしい師とご縁がもてればいいが
そのような機会に恵まれる人は
非常に稀であるかもしれない
ここも大事な考え方であるとおもうが
嫌なことしてくる人
感情を揺さぶる人
関わる人すべて
起きる出来事すべてを師とするならば
いつでもどこでも
師は身近にいるということになる
その出来事から起こる痛みや
課題を師として
自己対峙をし
敵味方などの分離意識
闘争本能や
優劣意識を滅し
円滑に流れるようになるまで
試行錯誤しながら
熟考吟味しトライしつづけていくこと
これも素晴らしい生き方だとおもっている
現実に根差した中で
知識や新しい考え方とそれとを照らし合わせ
教えを自分のものとしていくこと
体得していくということ
この繰り返しが人の成長につながる
人は大いなる宇宙のリズムの中で
生きる生き物であるから
その自然のリズムの中で
うまく呼応しながら
調和して日常を送っていくことが
とても大切だとおもう
Yogaでは究極的に言えば自然が師という
*
何かあったとき
その"芽"から目を離さず
直視してみると
自分のこだわりや
手放したくない何か
恐れや悲しみ
時に恨みに近い低い波動の感情はあるもので
それは
忌むべき不要なゴミ?
積極的に取り除くべきもの??
それがあるから幸せから遠のいてる?
敵対視すべきものか…
いえいえ
今まで自分を保ってくれていた
大切なもの
と捉えてみる
その強い”こだわり”の裏には
悲しい体験や
苦しい出来事があり
その悲しみの奥には
悲しかった、酷かった、
感情が宿っている
現状に耐えきれないときに
人はぐっと息を殺したり
身体を固くして
自分を守る
大切な自己防衛本能
そしてさらにそこから辿ってみると
根源的な肯定的意図が奥に眠っているということ
本当に望んでいたことは何?
辿り明らかにしていくと
そのシコリの奥底には肯定的意図しかないという
楽しく過ごしたかった
自由でいたかった
あそこに行きたかった
褒めてほしかった
見ててほしかった
何か課題に直面した時に
感情に揺さぶられず
自らの感情に身を浸しながら
そこからさらに深くダイビングするかの如く
フォーカスしていくことで見えてくるもの
それを
そのままみてはどうだろうか
*
しかしながら
その芽がそのままになっていると
自らを何かにつけて不愉快にさせる
人間関係に歪みをきたしたりする
何とか取り除こうと
躍起になるが
痛いばかりで
一向にとれる気配がなく
とれたと思っても
傷は痛み
また新たなしこりを生むことになってしまう
同じことを繰り返してしまう原因
解釈を変えてみる
そこがあったから
いままでやってこれた
感謝の念を持つ
そのシコリに寄り添う
凝り固まった忌み嫌うべき執着の芽にすら
心を寄せ耳を傾ける
何か言い分がある
よくよく聞いてあげて
そこを癒していくとよい
悪者なんていない
ただただ
寄り添う
どこまでも・・・
優しさをもって
寄り添う
愛に徹する
いつしか
そのシコリが消えているのに気づく
傷は
叱責や激励や
問題視した中では癒えていくことができない
愛であり優しさ
が
それを氷解させる
愛の持つパワーは計り知れない
*
筋肉にたとえてみると
とても分かりやすい
固くてうまく動けないポーズがあったとき
ここがおかしい、
これしかできないなんて、
なんでこんななんだ、、?
自分のパーツを敵対視して
意気込んでやっても
柔らかくなるどころか
余計に硬くなる。
本末転倒
ふと一息ついて
深呼吸
固いからには
怪我をしてとても痛かった、、
そんな記憶や
あの時に、みんなの前でとても恥ずかしい思いをした
恥辱の思いなど
体の動きを通して過去に埋もれたままの感情が
揺れ動く
何とかしようとしても
何ともならないもの
✳︎
長年かけてたどり着いた境地
柔軟性にも愛が必要ということ
身体をさすり
なでてあげて
ゆっくりほどいていくと
ゆるむ
抵抗しなくなる
筋緊張がおこらなくなると
動きにそのまま従ってくれるようになる
カラダが
調和されていく
HitomiYogaの特徴でもある
このアプローチ
*
Yogaや相談する仕事をしていて
本当によくおもうのは
身体と心と本当に密接につながっていて
自分の心に無頓着な人は
身体にも無頓着なケースがとても多く
何が起きているか
どうなっているのか
自分の心や体の
現状把握から始めます
面白いほどリンクしていて
両面からアプローチをすると
とても効果が出やすいです
そして
他の人に
アドバイスをするというのは
伝えているようで
自分に必要なアドバイスを自分でいっているにすぎない
と感じる事もおおく
相談する方は
面白いほど
自分自身が乗り越えていくべき課題を
もってきてくれます
相手の気になるところは
自分の中になんらかの芽があり
そこを愛し
温め癒していくと
互いにクリアしていくことができます
外に敵はいない
自己対峙をしながら
内面葛藤の完遂
愛がすべて・・・
Hitomi