11月1日 本日、
吉例顔見世大歌舞伎/歌舞伎座
初日です、おめでとうございます
 三つ指ごあいさつ三つ指ごあいさつあっぱれ

先月は基本、染五郎さんは
各所ご挨拶周りなど襲名の準備
その忙しい隙間にさえ
単発お仕事を突っ込むという
相変わらずな仕事っぷりこらこらっ

昨日東京かと思うと今日大阪
午前中挨拶回りかと思えば夜は和歌山とかケーブルカー
金王丸だったりディナーショーだったり
妄想歌舞伎でほろ酔いだったりビール
日舞踊ってたりヤッホー
更には高野山で教授の辞令受けてたり
・・・まあこんな具合なひと月でした
追っかける方も大変ですダッシュダッシュ

幸四郎になられても
こういうとこ変わらないだろうな(笑)あー
全ては無理ですけれど
色んな事が許す範囲で
染五郎さんの一挙手一投足
注目し見守ることが出来れば幸せうれしいハート

11月の歌舞伎座が
長年連れ添ってきた「染五郎」
というお名前でのラストの興行泡
ご本人は、どんな心境なんでしょう
名前が変わっても、
ご自身はなんら変わらず
歌舞伎愛をさらに育み発揮される
のは間違いないんですけどねfuwa2


昼の部は★鯉つかみ
夜の部では★仮名手本忠臣蔵
~五、六段目での斧定九郎

そして大ラスは★元禄忠臣蔵
~大石最後の一日で磯貝十郎左衛門


2011年4月金丸座こんぴら歌舞伎で
染五郎さんが40年ぶりに復活させた
「 鯉つかみ 」
その4年後2015年8月には
全く環境も規模も異なるラスベガスでの再演
この2度の興行を経ての歌舞伎座

1度目は小さな空間でかつ
重文な為、本水が使えない
そういう制約のある小屋で
2度目は逆に大きな野外空間と
これでもか!と使い放題(笑)の水がある
ベラージオの噴水がステージ
そして、今回歌舞伎座では
脚本をあらたに作り直し
今までとは違うものをとのこと
あらすじはかわらないですけれどね

今までの立ち廻りもバックは滝でしたけれど
あらためて、こう↓言われると・・・
琵琶湖にある滝を舞台に・・・
琵琶湖に滝?と調べたら大津市に
楊梅の滝というものがあるそうな
←やまもものたき/ようばいのたき
でも、琵琶湖に、じゃないよね(汗)
でも、さしてどこの滝でも、OKじゃね(笑)?


仁左衛門さんの勘平での「五・六段目」
染五郎さんは定九郎をお勤めです
数年前、尾上右近さんの勉強会/研の會で
演じられたのが記憶に新しいかと
定九郎といえば、重低音ボイスです
ごじゅう~りょう~
そしてナマ足です←コラっ(笑)えへえへ


顔見世の切りは
元禄忠臣蔵~大石最後の一日
幸四郎さんの大石内蔵助、
染五郎さんの磯貝十郎左衛門、
金太郎君の細川内記、
今の名前でのラストを
親・子・孫、三代の共演で

史実に基づいた琴爪のお話、
『・・・十郎左は婿に相違ござらぬ』
染五郎さんの磯貝と児太郎さんのおみの、
哀しいけれどなみだ とても素敵で好きなお話です


201711吉例顔見世