歌舞伎座初日が明けたと思えば
夏の松竹座やら秋の国立やら
先々の興行が立て続けに発表となり
季節の先取りも早過ぎっ



大阪松竹座新築開場二十周年記念
関西・歌舞伎を愛する会 第二十六回
七月大歌舞伎
平成29年7月3日(月)~27日(木)
【料金】
一等席 17,000円
二等席 9,000円
三等席 6,000円
◆昼の部 午前11時~
並木千柳 作
三好松洛 作
一、夏祭浪花鑑
~なつまつりなにわかがみ
序 幕/住吉鳥居前の場
二幕目/難波三婦内の場
大 詰/長町裏の場
団七九郎兵衛 染五郎
一寸徳兵衛 松 也
団七女房お梶 孝太郎
釣舟三婦 鴈治郎
徳兵衛女房お辰 時 蔵
二、二人道成寺
~ににんどうじょうじ
白拍子花子 時蔵
白拍子桜子 孝太郎
◆夜の部 午後4時~
再春菘種蒔
一、舌出三番叟
~しただしさんばそう
三番叟 鴈治郎
四世鶴屋南北 作
郡司正勝 補綴・演出
二、盟三五大切
~かみかけてさんごたいせつ
序 幕
佃沖新地鼻の場
深川大和町の場
二幕目
二軒茶屋の場
五人切の場
大 詰
四谷鬼横町の場
愛染院門前の場
〈序幕・二幕目〉
薩摩源五兵衛 仁左衛門
笹野屋三五郎 染五郎
六七八右衛門 松 也
芸者小万 時 蔵
〈大詰〉
薩摩源五兵衛 仁左衛門
家主くり廻しの弥助
/出石宅兵衛 鴈治郎
六七八右衛門 松 也
笹野屋三五郎 染五郎
芸者小万 時 蔵
先日、NHKラジオのオンエア中に
ブログの更新されてましたが
染五郎さんにしてはあな珍しや~

番組始まってすぐ染五郎です、と第一声
そこから後の更新でしたから
まさにオンエア待機中で

出番まで時間があるといえ
リアルタイム過ぎて何だか想像すると
可笑しくて可愛らしくて

その時の音声はコチラで聴けます
→NHKジャーナル特集(00:16)
七代目市川染五郎 今年にかける思い
まっそれはさておき
本題は夏の松竹座ですよ!
仁左衛門さんとご一緒なんですよ!
1度で2度お得なんですよ(笑)
←わたし的に

夏祭の団七ですよ!

三五大切の三五郎ですよ!
染五郎さんが団七?!と驚いてる方も
いらっしゃるのかなあ?
このお役を板の上でいつか演る、
との確信は無かったけれど
むか~しむかし、どのくらいか昔(笑)
大阪大好きをやたら公言し
←今でも変わらずだと思われますが
第二の故郷とおっしゃってた頃かな
←今はすっかり博多に軍配が(笑)
確かNHK?の企画番組で
夏祭浪花鑑を取り上げ団七されていたので
降って沸いて驚いた!


ってことはないのですけどね
舞台となる住吉大社での収録映像
あの衣裳に身を包んだ
素敵なお姿覚えてます


今回のこの演目選定は
座頭である仁左衛門さんからなのか?
(どうなんでしょうね?そうであっても)
染五郎さんご自身も団七を演ることに
やぶさかでなかったのでは?と
大阪舞台の狂言をドンピシャな季節に
その地元大阪で上演させて頂けることは
なんとも有難いことですが
無条件にハードルがあがっちゃうよね

染五郎さん頑張らねば~、ですです

仁左衛門さんの一寸徳兵衛は
拝見したことありますが
団七はされたことがないと
ある理由から自分は演らないと
(敢えてここでは書きませんけれど)
聞いた覚えがあります、とはいえ、
上方狂言ですし
上方役者の大先輩がご一緒してて
上方のやり方を教わらないなんて
勿体なすぎる?ので、ここは
仁左衛門さんに教わるのかな・・・?
はたまた吉右衛門の叔父様に習い
お江戸のやり方を踏襲するのか
夏の大阪の季節感と風俗を味わえる
せっかくの夏芝居ですから
テンツクテンテン、
わっしょい、わっしょい、
ではなく
コンコンチキチン・コン・チキチン♪
ちょうさや、ようさー、
で是非ともお願いしたいところです
孝太郎さんがご一緒なのもうれしい

義平次は一体どなた?


染五郎さん三つ銀杏の首抜きは
これがラストかもしれませんね
襲名するとこれも変わっちゃいますから
←※7/3追記
今回7月松竹座では四つ花菱でした
その時々で違うのだろうか?
まっそれはいいんだけど
粋で鯔背な赤い褌のチラリズム、

大胆な尻端折りによる立派な下肢ご披露

染五郎ファンには
そんなところもお楽しみ頂けます(笑)

夜の部の盟三五大切
仁左衛門さんの源五兵衛を含め
この演目も何度か拝見していますが
今回も仁左@源五兵衛
とても楽しみであります
悪の魅力炸裂でしょうね

染五郎さんは今回
お相手の笹野屋三五郎をお勤めです
ちなみに染五郎さん今までに
源五兵衛、六七八右衛門を
されたことがありますよ

南北もので仁左衛門さん

染五郎さん

なんてわたし的にお得なんでしょう(笑)
楽しみはつのるばかりです



