本日歌舞伎座が初日でした
ということは
九月歌舞伎座の演目発表の日でもあります
ということで私にとっては
そちらの話題の方がメインになります(笑)


◎松竹創業120周年
秀山祭九月大歌舞伎 歌舞伎座
 平成27年9月2日(水)~26(土)


料金(税込)
1等席 18,000円
2等席 14,000円
3階A席 6,000円
3階B席 4,000円
1階桟敷席 20,000円

  ※以下敬称略


【昼の部】午前11時~

双蝶々曲輪日記 一幕
 新清水浮無瀬の場

 ~ふたつちょうちょうくるわにっき


南与兵衛  梅 玉
藤屋吾妻  芝 雀
山崎屋与五郎  錦之助
藤屋 都  魁 春
   

●竹本連中 長唄連中 常磐津連中
新歌舞伎十八番の内
 紅葉狩 ~もみじがり

   
更科姫
 実ハ 戸隠山の鬼女 染五郎

山 神 金太郎
平維茂 松 緑


競伊勢物語 二幕
  ~だてくらべいせものがたり
 序幕 奈良街道茶店の場
  同 玉水渕の場
 大詰 春日野小由住居の場
  同 奥座敷の場


紀有常   吉右衛門
絹売豆四郎
 /在原業平 染五郎

娘信夫
 /井筒姫 菊之助
銅羅の鐃八 又五郎
母小由   東蔵


【夜の部】午後4時30分~

通し狂言 伽羅先代萩 五幕
  ~めいぼくせんだいはぎ
 花水橋 竹の間 御殿
 床下 対決 刃傷


乳人政岡 玉三郎
八汐/渡辺外記左衛門 歌 六
細川勝元 染五郎
荒獅子男之助  松 緑
沖の井  菊之助
絹川谷蔵 又五郎
足利頼兼 梅 玉
仁木弾正 吉右衛門

201509歌舞伎座

染五郎さんの更科姫実は戸隠山の鬼女は
2006年の秀山祭九月大歌舞伎
初代中村吉右衛門生誕百二十年
いわゆる第1回秀山祭以来となります
ものすごく美人さんでしたよねうれしい
なぜか舞台写真の構図で(笑)
今でもクッキリはっきり覚えてます
下記画像参照~電球
今回は山神として金太郎クン!
ここ最近は幸四郎さんや
吉右衛門さんと共演でしたから
久々に染パパと一緒ですね
(あっ、去年の勧進帳で一緒だったね)
これを観て きっとまた
金太郎クンの演じたい演目の
リストに入るんだろうな紅葉狩クス
それと今回は鬼揃いではないので
侍女たちは鬼にはなりませぬ


競伊勢物語は今回が初見になります
あまりというかほとんど
掛からない演目のようで
平成15(2003)年10月の国立大劇場
その時は今回の吉右衛門さん演じる
紀有常を猿翁(3代目猿之助)さんで
澤瀉屋さんが通しで掛けられて以来となるよう
今回の座組で母小由を演じる東蔵さんは
当時同じお役をされていて唯一の経験者

でもデジタルライブラリーで調べる限り
もっと前の時代のものが出てくるので
紀有常は初代吉右衛門さんのが多いんですよね
文楽では結構掛かっているよう?

そして染五郎さん演じる豆四郎と
菊之助さん演じる信夫はカップルです
で、それぞれ二役を演じる
在原業平と井筒姫カップルの身替りになります
で、吉右衛門さん演じる紀有常は
信夫の父であります
我ながら何てざっとした人物紹介なんでしょ(笑)
でも皆さんの知りたいところって
この辺ですよね?アハハ
菊さんは親戚になられましたから
早速?!秀山祭でるのね

伽羅先代萩は、すみませ~ん
本家先代萩ではありませんが
まだまだ全部のお役が
染五郎さんで蠢いております
そんな伊達十な私の脳内(笑)コラ
伊達十での勝元は口跡もよく
すっきりバッサリ気持ちよく
捌いて下さいましたから今回も期待!

まま炊きあるのですね~
あれ実は眠○のですよ、どなたがされてもね(笑)
↑伏字になってないよアハハ‥

唯一、染五郎さんが出演のない
双蝶々曲輪日記 単体で掛かるのに
新清水浮無瀬の場なのですね
普通は角力場だったりしますが
新清水といえば国立で通した時
染五郎さん@南与兵衛が宙乗りされましたが
ええ、その演出は当然ないと思います(笑)


200609歌舞伎座アーカイフ更科姫
2006年9月秀山祭より