趣向の華プレ公演続きです
→ 浴衣deトーク PartⅠはコチラで
過去の出し物について思い出そうとするも
よほど青楓さんとの掛け合い勧進帳が
記憶の大部分を占めているのか?
去年しか・・・去年の勧進帳しか出てこない

散々お二人に突かれて記憶を取り戻した(笑)?
そんなだと意義のある会だとおっしゃったことに
信憑性が欠けますわよ~(笑)と心で秘かに突っ込む私

この日も朝から 演奏のお稽古をして
お芝居の通し稽古をして
そして本番トークをこうやってこなして
・・・とお稽古の苦労を語るのかと思えば
(わかってるよね?皆!と言わんばかりの含みで)
“そのあとの 喜撰!ですから!” って
その言い方~(笑)・・・これって完全に予防線張ってます(笑)
案の定 演奏の音がハズれようと手がズレてようと
疲れてるんだな~と温かい目でみるようにとのお達しでした(笑)

勘十郎さんの達者すぎる?三味線演奏のお話の中で
いくら好きでも立ち三味線で皆を引っ張るのは大変で
勘十郎さんは過去で懲りたので?去年は青楓さん
そして今回染五郎さんにお願いした(押しつけた(笑)?)らしく
なのになのに~染五郎さん
“そんな大変ですかね?”
とすっとぼけた涼しい発言


掛け声をかけないといけないのは難しいけど
自分のことしか考えてないと暴露・白状?する始末

それに掛け声無しで皆お稽古してるし揃ってるし~
と笑いをとってましたが
果たしてプレ公開稽古&本公演やいかに!
翌日の公演の解説をする中で
やれ9月襲名なのでその前の種太郎サン最後の舞台だとか
それに相応しいものをみせてくれるだとか
やれ感動で涙涙になるだろうとか
今までと違う種太郎サンが観れる今までの集大成だ!とか
散々好き放題言って やたら種太郎クンに
プレッシャーかけまくる先輩三氏 意地悪ね~(笑)

舞台袖に居ただろうご本人超緊張~でしょうね
でも愛情もたっぷりこもってますわよ


心して9月も頑張ってね種太郎クン!(←これもプレッシャー?(笑))
他にも連獅子での富十郎さんとのエピソードや
袴歌舞伎についてのエピソードもありましたが
それは次UPの本公演篇にて併せてでも
あっそうそう でもちょっとだけ・・・
染五郎さんの例の大切なお役目

浸透しつつあるので おわかりの方も多いと思いますが
今年もあるそうですよ(ありましたよ)
ご本人曰く “ライフワーク” だそうですから(笑)

他の人にあの役をされたら
“嫉妬しちゃうぞっ!”


な~んて可愛く言われると
こっちは崩壊しちゃいそうでしたわん
これがまた悪戯っぽく言うんですよね~(笑)

さすが心得てらっしゃる?(←何を?)染五郎さんなのでした
そのお役とは大薩摩での・・・ね

3人de浴衣トークのおしゃべりがあまりに弾んで?
かなり時間が押したらしく(笑)
質問コーナーはなくなっちゃいました
そうこうするうちに
本日の特別ゲスト?
じゃんけん大会プレゼンター?として
翌日の本公演に出演の玉太郎クンと金太郎クン
そしてそして妹君の薫子ちゃんまで浴衣で登場~
ひとりずつのご挨拶がもう手放しで可愛い!

ちなみに金太郎クン兄妹の浴衣も
(染五郎さんと同様)何年か前に松本流で作った柄との事
あっ柄は親子3人バラバラでしたけれどね
一つは演舞場チャリティーにも出てたかな
もう可愛い盛りですよね~

それぞれ手には例のサイン入りうちわ
数日前からそめいろで大体的に広報活動したアレです(笑)
表には会主3人のサイン
裏はアンダー花形出演者のサインが所狭しと
勝者のエスコート役に種太郎クンと
萬太郎クンが加わって舞台上も華やぎます
玉太郎クンのうちわ→金太郎クンのうちわ
→薫子ちゃんのうちわの順で
それぞれジャンケンで勝者を決め
壇上でおのおの贈呈式となりましたが
前宣伝通り?金太郎クンなかなか強いわ~
でもさらに強敵現る 薫子ちゃん!
なかなか勝負がつかなくて 途中
染五郎さんがなにやら入れ知恵(笑)する場面も

もうね見てるとホントmini松たか子ですよ(笑)
おしゃまさんです~

最後は染パパに軽くポンと頭を叩かれて?ました
うんあれは撫ぜたんじゃない(笑)
続いて会主3人からの賞品は
それぞれの浴衣反物と手拭いのセット!
ジャンケンして~はうちわと同様方式ですが
エスコートは種之助クンと廣松クンでした
ちなみに染五郎さんの景品の浴衣地は
今年の亀甲柄に四つ花菱
えっ?ジャンケンの結果?
当然完敗でしたわよ(笑)

まだまだ今年 運を使わないといけない場面は
たくさんありますから と自分を慰めてみる(笑)
無事ジャンケン大会も終了し
いよいよ佳境に入る訳ですが
これからも趣向の華が続けばいいな
その為にはご後援賜りますよう的
染五郎さんのご挨拶で一旦幕が閉まりますが
いやあ~浴衣姿での口上スタイルの
“隅から隅まで ずずずい~と(チョン!)
乞い願い上げ奉ります~”
には もう参りました

その姿に惚れ そのお声に酔いしれる

10分の休憩後・・・いよいよ
まだあるの?っとの突っ込みはなしで
まだ肝心の公開舞台稽古形式の
清元/長唄 喜撰 の演奏が残っております
浴衣 de 三味線 !
翌日の本番は衣裳ですからこれ貴重です

いやいや その前に舞台上のひな壇には
誰ひとり居ないのに何故か三味線がまとめて置いてある
・・・その訳はみんな自分で調弦出来ないから(爆)
基本先生方が合わせてるってことです

その証拠に 実際演奏中に奏者の後ろから
いきなり手だけがニョキっと伸びてきて
糸巻に手をかけ張りを直してました(笑)
さすがに染五郎さんのところには
手は伸びてきませんで

ご自分で調弦しておられました
三味線/鳴物/浄瑠璃チームと紹介しながら順に入場後は
調律から音の調子合わせまで幕内で始まる前にやってる事を
全て幕無しで見せて下さいました
けれどこんなところ見られる側はきっと緊張するでしょね
ん・ん・ん?よ~く見ると
染五郎さん浴衣をお着替えされてる~
今年の亀甲四つ花菱柄にね

一旦幕を閉め あらためて仕切り直して演奏です
今日は浴衣でお稽古ですから
拝見する方もまぁ それなり
それこそユルく温か~い眼で見守りました

とやかく言えるほど精通もしてない素人耳ですが
感覚的に聞いた全体的な音は・・・以下自粛(笑)
本番篇でまた比較できたらと思います
それに演奏終了後すぐ染五郎さんに
“公開舞台稽古なのに
こんなによくできました~


と先手を打たれてはね(笑)

染五郎さん!演奏時の正座での足のシビレは
私にはどうして差し上げることも
出来ませんけど~(笑)!

明日の本公演も頑張って下さいね~
と心の中でつぶやきつつ
会場は温かい拍手の元にプレ公演は
無事幕を閉じたのでした