松本錦升 (市川染五郎) プロデュース
第九回 松鸚會
平成21年8月15日(土) 17:30 開演
国立劇場大劇場
◆山彦節子師を迎えて
河東節 邯鄲 (かんたん)
立方 松本 錦升
河東節/浄瑠璃 山彦 節子 他
ものがたり・・・
人生の迷いを抱える青年/盧生(蜀の国の人)は
真理を求める為 高僧に会いに旅に出ます
途中 邯鄲という里の宿で不思議な枕に出会い
女主人の勧めで少しの間 お昼寝をすることに
夢に見たのは 心の中に抱いていた野望
栄華を手に入れ五十年の月日が流れ
歓喜の絶頂に達し自ら喜悦の舞を舞う
しかし途中 全てが消え去り夢から覚める
実は五十年の栄華は宿で粟飯が出来るまでの
ほんのわずかな時間の出来事
「五十年の栄華は一睡の夢」
「夢のように儚いのが世の中」
と真理を悟った盧生は
この枕に感謝し故郷に帰っていく
というお話です
( ↑ お能の文献等より抜粋)
お能や日本舞踊に精通しているわけでもなく
詳しいことはトンとわかりませんが
染五郎丈が松本錦升として振付けをした第一作目であり
平成7年4月28日「第三回松鸚會」で家元を襲名の際
披露されたものを今回練り直されたという素踊り
いでたちは
染抜き紋の水色(を少し薄くした)のお着物に
シルバーグレーっぽい(全体的に白っぽい)地の縦縞の袴
扇は金色の扇面に銀色三日月
裏が銀色の扇面に金色の満月
(どっちが裏か表か???ですが)
・・・だったと思います
今回の水色(白藍?)や
今年の俳優祭 “狸八島” 時の白だったりすると
その場が ぱぁ~っと明るくなったようで
爽やか~なステキ感が倍増します ( ´艸`)
染五郎さん 色が白いからお似合いになるのですよね
邯鄲 (かんたん) 聞いたことがなかったので
事前に調べ 大まかに筋をアタマに入れて臨みましたので
ここはそうなのね?とか
想像しながら拝見しつつ
とても静かで穏やかな空気が流れていて
みめ麗しき染五郎さんのお姿
指の先までしなやかな手の動き
額に滲む汗までも・・・(笑)
(顎を伝い流れてましたけど)
約30分 おひとりでの素踊り
堪能させて頂きました
・・・と相変わらずな観方でスミマセン (^▽^;
それにしても山彦節子師
今年卒寿(90歳)を迎えられるとのこと
それであのお声ですから驚きです

染五郎さんのお召し物 ↑ こんな感じ?
→ 静謐 ( せいひつ ) は次回更新予定
第九回 松鸚會
平成21年8月15日(土) 17:30 開演
国立劇場大劇場
◆山彦節子師を迎えて
河東節 邯鄲 (かんたん)
立方 松本 錦升
河東節/浄瑠璃 山彦 節子 他
ものがたり・・・
人生の迷いを抱える青年/盧生(蜀の国の人)は
真理を求める為 高僧に会いに旅に出ます
途中 邯鄲という里の宿で不思議な枕に出会い
女主人の勧めで少しの間 お昼寝をすることに
夢に見たのは 心の中に抱いていた野望
栄華を手に入れ五十年の月日が流れ
歓喜の絶頂に達し自ら喜悦の舞を舞う
しかし途中 全てが消え去り夢から覚める
実は五十年の栄華は宿で粟飯が出来るまでの
ほんのわずかな時間の出来事
「五十年の栄華は一睡の夢」
「夢のように儚いのが世の中」
と真理を悟った盧生は
この枕に感謝し故郷に帰っていく
というお話です
( ↑ お能の文献等より抜粋)
お能や日本舞踊に精通しているわけでもなく
詳しいことはトンとわかりませんが
染五郎丈が松本錦升として振付けをした第一作目であり
平成7年4月28日「第三回松鸚會」で家元を襲名の際
披露されたものを今回練り直されたという素踊り
いでたちは
染抜き紋の水色(を少し薄くした)のお着物に
シルバーグレーっぽい(全体的に白っぽい)地の縦縞の袴
扇は金色の扇面に銀色三日月
裏が銀色の扇面に金色の満月
(どっちが裏か表か???ですが)
・・・だったと思います
今回の水色(白藍?)や
今年の俳優祭 “狸八島” 時の白だったりすると
その場が ぱぁ~っと明るくなったようで
爽やか~なステキ感が倍増します ( ´艸`)
染五郎さん 色が白いからお似合いになるのですよね
邯鄲 (かんたん) 聞いたことがなかったので
事前に調べ 大まかに筋をアタマに入れて臨みましたので
ここはそうなのね?とか
想像しながら拝見しつつ
とても静かで穏やかな空気が流れていて
みめ麗しき染五郎さんのお姿
指の先までしなやかな手の動き
額に滲む汗までも・・・(笑)
(顎を伝い流れてましたけど)
約30分 おひとりでの素踊り
堪能させて頂きました
・・・と相変わらずな観方でスミマセン (^▽^;
それにしても山彦節子師
今年卒寿(90歳)を迎えられるとのこと
それであのお声ですから驚きです

染五郎さんのお召し物 ↑ こんな感じ?
→ 静謐 ( せいひつ ) は次回更新予定