角松敏生さんの
TOSHIKI KADOMATSU Performance
Close out 2024 & Ring in The New Season
東京&神戸まとめての備忘録②です。
You're My Only Shinin' Star
を

歌い終わった後の拍手は
途中でさらに大きくなり
なかなか鳴りやみませんでした。
しばらくして…
深々と下げていた上体を
起こした角松さんは
何もなかったかのように
明るくMCを始めました。
そして語られたのが
9月に体験したという
人生で初めての出来事

そのショッキングなカミングアウトに
会場はどよめきましたが
詳細は独演会で話しますとのことなので
ここでは自粛させていただきます。
続いては
『Tiny Scandal』について。
ビルボードやラジオでも
話していたように
ずっと
”インストを出してほしい”という
お客様の声はあったんですが
自分でも出そうと思ってはいたけど
なかなかタイミングがなく…
34年ぶりです
最初のインスト アルバム
『SEA IS A LADY 』が1987年
ありがたいことに
思い出のスパイスがかかって
皆様が過大評価してくださるんですが
プロ目線で見ると、ちょっと…
僕はそもそもギターを弾く人だった
プロになる気は毛頭なかった
でもプロになって…
聴いてみたら
自分の歌の下手さ加減に辟易した
これじゃあダメだろう
と

それで
アルバム2枚目で辞めようと思ってたので
3枚目に最後のつもりで
やりたいことをやらせてもらおうと
やってみたら売れたので
それで続けてみようと思った
その後の作品も売れて
全国ツアーでも会場が満杯になった
それで、いい気になって

インストものを作っちゃおうかと
『SEA IS A LADY 』を作った
一生懸命作ったけど
自分で聴いたら酷かった
それですぐに2枚目のインストを作って
何とか溜飲は下げました
その後、いったんやめちゃったりして…
再開した時に
ギターに対する考え方が変わっていた
ちゃんとした楽器を
ちゃんと鳴らすということが
どういうことなのか
やっとわかってきたんです
それで
”いつか出したい”と思いつつ
なかなか機会がなくて…
Contemporary Urban Music
シリーズを始めたので
この機会にインストもやりたいと
元気なうちにやりたいことを
全部やってしまった方がいい
と

自分ができることを
精一杯やりました
どうせやるなら
自分が聴いてきた
1970年代のフレーバーが
いっぱい詰まったものがいいと思い
わかる人にはわかると思いますが
わからないという人はそれでいい
自分のやりたいことをやるんだ

という想いで作ったので
是非聴いてください
とのことでした。
全部は演れないので3曲…と
東京1日目は
NOA
SOEMONCHO STREET
Evening Shadows

SOEMONCHO STREET

Evening Shadows

2日目は
Summer Scenery
Flowing Shiny Hair
MIDTOWN

Flowing Shiny Hair

MIDTOWN

神戸では
NOA
SOEMONCHO STREET
MIDTOWN
の後に

SOEMONCHO STREET

MIDTOWN

ジャケットになったギターを
弾かないっていうのもなんですから
もう1曲 と(大拍手

)



PINKYでSummer Scenery

インストを続けて披露した後は
『Tiny Scandal』というタイトルも
近年の曲も換気扇の下でできました

というお話。
なぜ換気扇の下かというと…
1日3本のタバコがやめられないんですよ
(…と言いつつ
やめようと思ったら
やめられるんですけどねと主張
)

家人が寝静まった後に
1人でお酒を飲みながら
換気扇の下でタバコを吸うのが
至福のひととき だからだそうです。
『Tiny Scandal』は
直訳すると“些細な不祥事”ですけど
関西弁で言うと”やらかす”
という角松さん独自の和訳をご披露。
な~んか好きなんですよね
”やらかす”って言葉
相田みつお的な

”人間だもの”みたいな、ね
どこか許してあげてる
やらかしたことがない人なんて
1人もいない
みんないろいろやらかして
成長していく
だから
『Tiny Scandal』は
”人生そのもの”みたいな意味合い
自分の中のブルースみたいなものも
沢山入れようと思った
とのこと。
神戸では
NOA
のタイトルの由来もご紹介。

ラジオでもお話されていたので割愛します。
なんだっけ
という方はこちら


ラジオでは話さなかった
神戸だけのMCとして
名前も時代でいろいろと
変わりますけど…
今は“ノア”っていう名前
結構いるんですよ
”ノア”っていうと
こんな(顎から下へ手を伸ばす仕草)
白いひげのおじいさんを
思い浮かべると思うんですけど
(会場は若干きょとん…)
”ノアの箱舟”ね
(あぁ…とみんな納得)
昔は“~子”が多かったですけど…
ここにいらっしゃる方もね

結構いらっしゃると思いますが
今は“~子”なんていません

娘の同級生には1人もいませんよ
それを考えると
今の子達からみた”~子”は
僕らが子供の頃の
“とめ”とか”ぎん”とかですよ

これにはみんな大爆笑





”とめ”はいいとして
次は“うめ”あたりかと思ったら
まさかの“ぎん”でした

ついでに
ご自身含めメンバーさん達の
名前についても持論を展開。
敏生はまぁ
どの時代でもあまりギャップがないので
それは良かったかなと
森さんは…俊之
(森さんが“うん”と頷き
角松さんの様子をうかがう)
…まぁまぁまぁ
いいですよね
で、鈴木さんは…英俊
まぁまぁまぁ
(鈴木さんも”うんうん”)
で、本田さんは雅人
雅人ですよ

カッコイイですよねぇ
(本田さんニコニコ)
昔から”~人”って名前
大嫌い



真央樹は…置いといて
あ、でも意外と保守的な名前だよね
(真央樹くんも“うんうん”)
まりは
エバーグリーンな名前ですよね
(ステージ袖方向を指さす)
あきおってさぁ、結構攻めてるよね
子供の頃 ”男の名前”って
絶対いじめられたと思う
それを言っちゃうとこの人

薫ですよ



(山内さん大笑い)
子供の頃 ”女の名前”って
絶対いじめられたよね
という
しっかりオチのついた
トークで笑わせ
Tequila Mockingbird
へ。

東京では
この頃もやらかしてましたね~
大学に受かったら
”もう勉強しなくていい”
と思ってた馬鹿でしたからね
当時大好きで聴いていた
ラムゼイ・ルイスの曲
いつかカヴァーしたいと思っていた
夢が叶いました
というもので
こちらもしっかり笑いを取ってました

『Tiny Scandal』の曲では
特に真剣な表情でギターを弾き
時折メンバーさん達と
楽し気にアイコンタクトを交わす
角松さんのお姿が眩しかったです





つづく。
CD
NOW ON SALE『Tiny Scanda』
RECOAD
NOW ON SALE
アナログ盤『MAGIC HOUR~Lovers at Dusk~』
LIVE
TOSHIKI KADOMATSU Performance 2025
C.U.M Vol. 2
Instrumental Tour “Tiny Scandal”
3月1日(土)福岡国際会議場 メインホール
開場16:30 / 開演17:30
3月11日(火)神奈川県民ホール 大ホール
〜本当に最後のカナケン!ありがとう〜
開場17:30 / 開演18:30
4月5日(土)SkyシアターMBS(大阪)
開場16:30 / 開演17:30
4月6日(日)SkyシアターMBS(大阪)
開場15:30 / 開演16:30
2025年1月18日(土)10:00~一般発売
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