角松敏生さんのラジオ
FM NORTHWAVE My BLUES LIFE📻
2023年12月31日のOA曲はこちら
1曲目は
NEW YEAR’S EVE
『Players Presents Ballad Collection』
ヴァージョン。
このテイクは僕は好きですね
梶原順くんが僕のために
プロデュースしてくれたトラックです
とご紹介。
ご自身の年越しについて
毎年、友人家族が泊まりに来て
一緒に過ごすことを明かし
変わって行く中で
変わらないものがあるのも
いいもんでございます
と語ってらっしゃいました。
2曲目は
Follow Me
今年、そして去年
この2年を象徴するナンバーですね
小此木麻里ちゃんとのデュエットで
お届けしております
という言葉から始まり
今年のメインイベントだった
MILAD2についてのお話。
コロナという
世界的トラブルに見舞われながらも
夢を実現させたことについて
コロナ禍というものがあったことで
ひとしおの出来事になったかなって思います
一切、予定変更せずにやりましたね
無理くりでも
やりたいことをやるんだっていうのが
僕の性格なのかなぁ…
それができたっていうのは
ありがたいことですよね
と振り返り
年末LIVEでも
おっしゃっていましたが…
ビジネスモデルとしては
これは失敗です
正直言えば
中小企業がやるような企画じゃないですよ
ただ僕がMILADで
何を伝えたかったかって言ったら
”僕はこんなことができます”とか
”こんなことがやりたかった”
ではないんですよ
フォーマットをお見せしたかったんです
音楽は音楽の専門家
ダンスはダンスの専門家
芝居は芝居の専門家が
餅屋は餅屋の場所を光らせる形で
しっかりやるっていう…
1個1個のエンターテイメントを
ブラッシュアップしたものをくっつける
そのためには
音楽が主体にならなきゃいけないから
音楽家が全部音楽を
コントロールしなきゃいけないという
めんどくささはありますけど…
僕1人でやったわけですけど
例えば…
いろんなアーティストが
3人揃ってね
”1つのものを作ろうよ”って言って
3人でアルバム作ってさ
レコード会社や事務所の
垣根超えてね
自分達のLIVEを
自分達の作った物語を見せながら
やるとかさ
そういうのを
誰かやればいいのにっていう…
僕はそういう
フォーマットっていうのを提示したかった
そのために
自分が骨を折って作ってみましたっていう
ただそれだけの話なんですよ
と、熱く語り
来てくださった方が
ほとんど感動してくださった
そして
出演してくださった方が
皆さん喜んでくださった
それで報われましたね
関係各位、そしてお客様に
心より感謝申し上げます
と、感謝の言葉を述べられました。
後半の
みんなで考える音楽世界遺産
後世に遺したい1曲コーナー
1曲目は
ABBAの
ダンシング・クイーン
リクエストした方にとって
「英語を真剣に学ぶキッカケになった曲」
だそうです。
角松さんは
ABBAの曲をモチーフに作られた
ミュージカル『マンマ・ミーア』に触れ
ミュージカルがミュージカルくさい
っていうところをね
クラシカルでアカデミックな匂いを…
ポップスを丸ごと使うことによって
新しいミュージカルの在り方を
提示するっていうのは
MILADも同じ考え方ですよ
”こんなことすればいいのに”って思った事を
やったっていう気がしますよね
日本版の『マンマ・ミーア』では
吉沢梨絵さんが
大成功させたわけでございます
そんな意味では
僕にとっても…
まぁ、この曲
よくディスコで流れてた時代ですから
と笑ってらっしゃいました。
ABBAについては
男女2人ずつで
2組の夫婦となったものの
結局離婚してしまったこと
離婚してからの方が
音楽が内省的になり
年を重ねた今も再結成して
仲良くやっていることなどをご紹介。
男女を超えての
パートナーシップを感じます
とのことで
ご自身の周りにも
夫婦としてはうまくいかなかったものの
離婚してから良い関係を構築した方が
結構いらっしゃるそうです。
2曲目は
ありがとうございます
黙ってても大晦日っぽい曲を
リクエストしていただきまして と
マイケル・ジャクソンの
Heal the World
黒人であることから
様々な差別、不条理と闘っってきた彼が
憎しみや悲しみを抑えながら
世界平和を訴えたいう…
愛のメッセージいっぱいの曲でございます
とご紹介。
続けて
マイケルの
セクシャルマイノリティに触れ
そういう疑念を抱かせながら
他界されたのは間違いない
ですけど
彼が誰も幸せにしなかったとは
絶対に言われないね
とキッパリ。
また
マイケルの通訳をしたことがある
知人から聞いた話として
普段の彼は
6歳とか10歳ぐらいの子供みたいなんですって
ただ、仕事の話になると
いきなり60歳の老人みたいになる、と
そこの変わりっぷりの
エッジが凄かったって
というマイケルの素顔を披露。
角松さんは
最近、エルビス・プレスリーも
研究し直してる そうで
マイケルもエルビスも
素晴らしかったと思います
でも多分…
人気に殺されてしまったというか
そんな気がしないでもないなぁ
と、マイケルの半生に想いを馳せ
さらには
来年はどんな年になるかなぁ…と。
東京少年少女異聞の時
小此木先生が言った
「やっぱり
みんなで仲良く笑ってる方が
楽しいじゃないですか」
っていうセリフ憶えてますか
アホみたいなセリフなんですけど
僕、あのセリフが大好きなんですよ
来年こそ
いい年でありますように
そんな想いを込めまして
との前振りでした。
最後は
2023年1年間の番組振り返り。
半信半疑で始めた
みんなで考える音楽世界遺産
後世に遺したい1曲コーナーへの
リクエストが予想以上に盛況なことへの
感謝の言葉を述べ
来年もこのコーナーを続けつつ
たまに
自分の独断と偏見に満ちた選曲…
音楽世界遺産も入れつつ
やっていけたらな…
そしてまた
この番組ならではの特別企画を
ご披露しながら続けていきたいかな
なんて思っておおりますので
いつまで続けられるかわかりませんが
続けられる間は続けます
と、心強い宣言。
ひとまず
今年1年ご愛聴ありがとうございました
来年も
当番組、よろしくお願いいたします
よいお年をお過ごしてください
というご挨拶で
2023年最後の放送を締めくくりました。
LIVE
Toshiki Kadomatsu
meets Arrow Jazz Orchestra Vol.10
2024年3月22日(金)
2024年3月23日(土)
2024年3月24日(日)
【予約開始日時】
BBL会員・法人会員: 予約受付中
ゲストメンバー: 1/15(Mon)12:00
ご予約はこちらから
WOWOW
MILAD 1
「THE DANCE OF LIFE ~The beginning~」
2月10日(土)23:59まで
オンデマンド配信中
MILAD 2 with additional live
「THE DANCE OF LIFE
~Final Chapter~」Extended
2月11日(日)23:59まで
オンデマンド配信中
2月6日(火)22:30
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998~2006 #5
2月7日(水)0:45
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998~2006 #6
RELEASE
ILE AIYE ~WAになっておどろう~
7inchシングルレコード
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