1月22日にOAされた
角松敏生さんのラジオ
FM NORTHWAVE My BLUES LIFE📻
OA曲はこちら

1曲目の初恋
は

12インチ ヴァージョン。
リクエストは
「母のお腹の中にいる時から
聴いております」という
ハタチの若者から。
今年成人式を迎え
初恋
を聴きながら

車で式典会場へ向かったところ
駐車場で偶然初恋の人に出くわしたそうで
今カノがいるにも関わらず
元カノでもあるこの女性に
ドキッとしてしまったとのこと。
このメールを読んだ角松さんは
いや、いいよ~
男たるもの
それぐらいじゃないといかん
とキッパリ
さらに
爽やかでいいよね
俺達の時代はこんな爽やかじゃない
こんなんだったら絶対手ぇ出してるな



と、ぶっちゃけまくってました

2曲目は
先日急逝されたジェフ・ベックのLED BOOTS

音楽世界遺産でも一早く取り上げた
それぐらい僕も敬愛するギタリスト
ジェフ・ベックのLED BOOTS

名曲です

とのご紹介で
彼の急逝については
急でした
久々に
僕はニュースを見て
暗い気持ちになりました
まだ元気で弾いてるイメージがあったので
でも78歳だったんですよね
80代って聞くと
仕方がないなって気がするんですけど
70代っていうと
まだもう少しっていう気がしてしまう
僕も
60を過ぎてから
死ぬことを明確に考え始めましたけども
10年ってアッという間なので
僕も今すごく焦ってる
と語りました。
さらに
共同通信から追悼コメントを依頼されたそうですが
どこにも発表されてないですね

とのこと

その内容については
この番組の音楽世界遺産コーナーで
以前語った通りで
こんなふうには弾けないし
こんなふうに弾こうなんて思ってはいけない
って思い知らされた…
ちょうど自分が
そこそこ弾けるようになってきた
中学の頭ぐらいに
いきなりジェフ・ベックの演奏を聴いて
挫折したというか…
それから”自分のスタイル”っていうのは
どういうことなのか?っていうのを
教えられたってことがあるので
思春期に
ギターを始めたのと同時に出会った
彼の演奏…
BB&Aでしたけどね
やはり…
僕が今あることに対して
欠かせない出来事だったと思います
ということで
ジェフ・ベック
やっぱり忘れられないギタリストですね
と、熱を帯びたご自身の言葉で
教えてくださいました。
続いては
というわけで
”角松の勝手に音楽世界遺産”
復活でございます

僕の世代の人達は
好きな人が多いかもしれないけど
知らん人は全然知らないかも
でも知らないとダメですよ と
本日はニール・ラーセンをフィーチャー。
最初の曲はFlying By

この曲について
今かかってる曲で
わかる人少ないと思う
最近のナンバーをかけちゃいました
これね、2015年の作品なんで
彼にとっては新しい
ニール・ラーセンは
1970年代、80年代の作品が有名なので
そっちをかけないと
ピンとこないと思いますけど…
僕がビルボードでしょっちゅう
ニール・ラーセンの曲を演ってましたよね
好きなんですよ
聴きましたね~
高校の終わりぐらいから
大学の頭ぐらい
と語り
ジャズ・フュージョンや
AORが好きな人には
人気の高いミュージシャンであるという
解説がありました。
また
ALL IS VANITY
や

『Reasons for Thousand Lovers』の
レコーディングにも参加した
バジー・フェイトンとの関係もご紹介。
次の曲は
僕が最もよく聴いたアルバムから
お届けしましょう
昨年のビルボードでもご披露しました と
HIGH GEAR

高校時代はご自身のスキル不足で
カヴァーできなかったそうで
自分でビルボードで
この曲を演奏できるとは思わなかったので
割と万感な想いで演ってたんですよ
と、昨年のビルボードでの想いも吐露されました。
曲終わりには
去年のビルボード
楽しかったなぁ…っていう

意外と聴いてる人は
わかんなかったかもしれないですけどね
でも
HIGH GEAR
のイントロで

わぁって拍手がきた日もありましたので
ああいうの嬉しいですよね
あ!この人わかってる!みたいなね
と語り
HIGH GEAR
は

1980年のグラミー賞で
ベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンスに
ノミネートされたということと
ドラムは角松さんともご縁のある
スティーヴ・ガッドだということもご紹介。
さらに
本当のプロ・ミュージシャンっていうのは
心に残る技術みたいなものを
自分の鍛錬の中から習得していった人達
この“音楽世界遺産”で紹介している
ミュージシャンの残した
歴史とか演奏とかというのは
多くの世代に学んでもらいたいな、と思います
とお話されました。
次の曲は
この曲ありきというか
僕は初めて
高校の文化祭の時か何かに
この曲をコピーしてバンドで演ったんですよ
この曲も
ビルボードで演奏したんですけど…
MCしなかったんですけど
とのことでしたが…
聴き覚えがある…と思い確認したところ
MCでお話されていました
公演ごとにMCを変えてらっしゃったので
数少ないと思いますが
私がこのお話を聴いたのは
横浜と東京で1回ずつだと思います。
貴重な場にいられて良かったです

ということで
Sudden Samba

曲終わりには
ビルボードでも盛り上がりました
サンバ・ホイッスル吹きながら
パーカッション叩きながら
ギターを弾くという
忙しいパフォーマンスを
お見せしましたけども
と苦笑。

そういえば
この忙しいパフォーマンスについて
「また後日」と書いたまま
書いてないことに今気づきました

というわけで、簡単にご説明を。
最初はホイッスルだけ。
その後
カスタネットや
卵型、野菜型の小さなマラカス
それも
最初は卵と大根
次の日は+人参とグレードアップ
さらに
筒の中の棒をスライドさせて音を変化させる
おもちゃのような楽器
(スライド・ホイッスルという名前らしい)
さらには
ホースみたいなのを
ブンブン振り回して音を出すこんなのまで
(ハーモニック・パイプというらしい)
紙袋に入れて
ご持参してました
ちょっと話がそれましたが…
ラジオでは
いやぁ…
この曲聴くと
懐かしいなぁ、と思います
もちろんギターはバジー・フェイトン
リズム隊は
ランディ・ニューマン
ウィリー・ウィークスという、ね
また素晴らしいメンバーでございました
この作品もね
好きですよ、僕
と語り
アルバム『Jungle Fever』に収録されている
ラストタンゴ・イン・パリ
も

大好きだとおっしゃっていました。
最後に
近況についてのご報告。
現在、アルバムの
作曲、レコーディングで、もう…
冷や汗が出まくってやっておりますけども
なんとか心を落ち着けて
いい作品を作ろうと思ってます
とのことで
自分のやりたいことをやるので
ファンが望んでいるようなことはしないと
語ってらっしゃいました。
僕のやりたいことは
わりと今風のことなんですよ
今風なメソッドの上に
しっかり昔っぽいものが
乗っかってる感じです
わかりやすく言うと
60年代、70年代、80年代と今を
それを見てきた人間が
体感してきた人間が
今、自分が持っているメソッドや機材を使って
今、世に出てる音を聴きながら
”こんな音なんだ”と思いながら
だったら
俺だったらこうするぜ!みないなものを
やっている感じですかね
またちょっと
意外な感じに仕上がると思います
と、解説されました。
ちなみに
このラジオ収録時点では
新曲が6曲できていたそうで
6~7曲になるとのことでしたが
メンバーズサイトへの
ご本人の書き込みによると
1月20日時点で
『Inherit The Life』から
7曲をリミックス(リアレンジもあり)
新曲7曲だそうです。
楽しみですね

ところで
角松さんは1月21日(土)に
島村真司さん&小池愛さんの
作品展へ行かれたそうです。
偶然居合わせた方もいらしたそうで
羨ましい~

島村さんが
開催前にご挨拶に行かれた時は
ものすごく忙しそうだったとのことですが
そんな中でも作品展に足を運ぶなんて
人間関係を大切にする角松さんらしいですね

その時の様子を
島村さんがインスタグラムや
Facebookでアップしてくださっていますので
是非覗いてみてください

作品のお写真などもアップされていますので
是非そちらも観てみてくださいね

角松敏生 meets アロージャズオーケストラ Vol.9
Billboard Live OSAKA
2023年3月25日(土)26日(日)
【1st】 14:30開場 1530開演
【2nd】17:30開場 1830開演
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998~2006 #5
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998~2006 #6
WOWOW 2月14日(火)21:30~
下記3番組のWOWOWオンデマンドは
2月3日(金)23:59まで
MILAD 1
「THE DANCE OF LIFE ~The beginning~」
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998~2006 #3
TOSHIKI KADOMATSU
The Traces of 1998~2006 #4
角松敏生『Inherit The Life』
NOW ON SALE