角松敏生さんのツアー
TOSHIKI KADOMATSU Performance 2022
“THE DANCE OF LIFE”
備忘録その⑦です。
今回は全公演モアアンコールがあり
夜の蝉でした。
初日の川口では
ありがとうございます
もう1回アンコールがきたら
この曲を演ろうと思ってました
とおっしゃっていました。
ご自身のお誕生日の
ブルーノート公演についても
夏に何もやらないっていうのも…
とおっしゃっていたし
本編最後のアゲアゲTIMEも含め
やはり音霊への想いや
大好きな夏にこだわった選曲だったと思われます。
ただ
それだけではなく
いろいろな深い想いを込めて
メッセージ性を持った
チョイスだったのではないでしょうか。
ツアー後半では
3年前に他界されたお父様のことや
今年米寿を迎えたお母様のお話なども
このタイミングでされました。
さらに
今回のアルバムで
オリジナルを作るのは
最後にしようと思っていましたが…
そのつもりで作ってますが
出来上がったら
また違うことを思うかもしれない
もしかしたら
もう少しやろうかな…と思うかも
その時は
またよろしくお願いします とも。
その言葉を聴いた会場からは
大きく温かな拍手が湧き起こり
角松さんも
その拍手を胸に刻んでいるように
うん、うん、と頷いてらっしゃいました。
ちなみに
この“最後”というのは
オリジナルアルバム制作のことで
新譜を出さないという意味でも
活動を終わらせるという意味でもありません。
むしろ
まだまだ働かなきゃ(笑)
とも、おっしゃっていました
森さんが静かに弾く
ピアノの音をバックに話され
いつものように熱唱
そして
最後にレスポールで
ギターソロを披露
このギターソロの時
角松さんの背後から
無数のスポットライトが当たり
本当に神
に見えました
角松さんが最後に繰り広げた
そのパフォーマンスに
割れんばかりの拍手が
会場中の熱気と想いが
ギュッと凝縮されたような
感動的なラストでした
演奏後の角松さんは
いつものように深々とお辞儀をされ
ステージ上のミュージシャン達へ
敬意の仕草を送り
上手、センター、下手と
それぞれに深々と頭を垂れてのご挨拶。
そして
笑顔で手を振りながら
ステージを後にされました
帰り道…
夏の大阪の夜は
温かく煌めいて見えました。
今回は
初日からモアアンコールがあったので
千穐楽ではモアモアやってくれるかもと
勝手に期待していて
最後にもう1度
アンコールの拍手を送りましたが…
他には
そういう方がほぼいらっしゃらず
これはダメだと思い、諦めました。
でも
夜の蝉の後
1度置いたギターに
もう1度手を伸ばしかけ
ステージ袖に視線を送ってやめた
角松さんのその一瞬の仕草を
私は見逃しませんでしたよ
…と思ってるのは私だけで(笑)
もしかしたら
ギターがちゃんと置けてなくて
気になっただけだったりして
とも思ったりしますが
それでもいいんです
毎回、全身全霊で
素晴らしいパフォーマンスと
熱い想いを届けてくださる角松さんに
次はもっともっと
こちら側からもこの想いを届けたい
なんて思ってる殊勝な変わり者ですから
TOSHIKI KADOMATSU presents MILAD 1
「THE DANCE OF LIFE 〜The beginning〜」
9月23日(祝・金)・24日(土)・25日(日)
KAAT(神奈川芸術劇場)
※チケット一般発売:7月23日(土)
Toshiki Kadomatsu Special Live
@Blue Note 〜Good days to play〜
8月12日(金)・13日(土)
Blue Note TOKYO
※全公演満席