17年前…
2004年8月4日は
角松敏生さんの
アルバム『Fankacoustics』発売日です
ご自身の音楽について
一定のジャンルにとらわれない
と、常に語っている角松さんが
別々のアプローチによって作成した2枚組。

ファンク色が濃いSOLIDサイドと
アコースティック色が濃いERASTICサイドですが
Fank & Acoustics ではなく
Fankacoustics なのは
そのどちらでもなく
どちらの要素も持っている…という意味かな

と、勝手に思っています。
ちなみに
Fankacoustics という単語はなく
角松さんの造語で
読み方は
“ファンクアコースティックス”ではなく
“ファンカコースティックス”です。
このアルバムのツアーは
全都道府県を巡る大規模なものでしたが
それはアルバムに合わせてのことではなく
まずツアーありきでの
アルバム制作だったとのこと。
発売直後に
44歳の誕生日を迎えた角松さんですが
当時の角松さんは
それからの6年間を
謎な6年と捉えていたそうで
50歳になった時の自分が
想像できなかったそうです。
そんな中
もう一度 全都道府県にまたがる
ツアーをやってみたい!
と思ったそうで
その実現のために
大きなホールでのLIVEもできて
小さな会場も回れるようにと作られたのが
『Fankacoustics』です。
大きなホール用に
制作されたのがSOLIDサイド。
SOLID(固形、堅い)というのは
音のことではなく
LIVEスタイルのことです。

全国を巡ると
当然小さな会場が多くなるわけで
49公演中の39公演を
ELASTICサイドが占めたのは
そういう理由からでした。
そして
ELASTICサイドの最初に
ultima viagem~ I See Ya
最後に
もう一度・・・and thenが
収められているのには
全国各地にいるファンへの
角松さんの想いが
込められているのだと思います。
もう一度・・・and thenは
このアルバムのために
リテイクされたヴァージョンです。