7月17日(土)18日(日)に開催された
角松敏生さんの
Tripod Ⅺ@軽井沢大賀ホール
備忘録 おまけ②です。
終演後、簡単にメモしていたのに
すっかり書き忘れていたMCをお伝えします
1日目と2日目のMCで大きく違ったのは
先日お伝えしたように
2日目には軽井沢大賀ホールでの
LIVEの歴史みたいなお話があったことです。
その歴史が書かれていると思われる用紙を
角松さんが持っていて
初めてそのステージに立った2007年から
順を追って解説がありました。
その初回、2007年の時
気にしぃの森くんと
人見知りの友成さんは
お互いにすごく気にしてて…
酔ってキレた友成さんが
森くんにキスしちゃって(笑)
信吾さんに抱きついて
「信吾が好きだ~」とか言って(笑)
友成さん二股してました
とのこと(笑)
森俊之さんによると
森さんが角松BAND入りした際の
最初のお仕事は
TripodでのRAIN MANの
レコーディングだったこともあり
森さんにとっても
この3人での角松敏生さんは特別なもの
なのだそうです。
そして
2009年の
T's Maochica 2009 Premium については
今さん達のは
うるさいからすぐ却下(笑)
確かに…
あのホールには不向きだと思います
軽井沢大賀ホールは
クラシック向け(主に生音向け)に
木を使って作られたホールなので
Tripodでもかなり響きます。
むしろ
響き過ぎな感じもあり…
手拍子でリズムはずさないで(笑)
(※聞き取れず…言い回しが違うかも)
みたいなことも、おっしゃってました。
800のキャパなのに
拍手が3000ぐらいに聴こえる とも。
それが凄く気分がいいそうで
ここは緩くていいなぁ
とのこと
横アリと違って
気を張らずに演れるのがいいそうです。
小林信吾さんについては
まだ子供が小さかった頃
家族連れで海外に行くという時に
「家族と行くなら〇〇ホテルがいいよ」と
家族向けのホテルを教えてくださったそうで
角松さんはビックリして
すごく嬉しかったんだけど
信吾さんが家族連れて海外旅行って…
全く想像つかない(笑)
と大笑いしていました。
そして
“人間は2度死ぬ”というお話。
これは
MCで以前も何度かお話されているので
聞いたことがある方も多いと思います。
人間の1度目の死は
生命が終わる時
2度目の死は
その人のことを憶えている人が
誰もいなくなった時
だから僕は
信吾の音をこれからも
どんどんみんなに届けていきます
と、おっしゃっていました。
今までは
信吾さんが旅立ったとは思えず
まだ一緒にやっている
という気持ちだったけど
この軽井沢で一区切りつけると
ずっと前から決めていたので
やっと信吾を見送る気持ちになれた
とも、おっしゃっていました。
このお話は1日目からされていましたが
2日間、大賀ホールのステージに立って
少しずつ
心に折り合いをつけていったように見えました。
そして
最後には全てを消化されたような笑顔で
ステージを後にされた角松さん。
でも…
今回は横アリ以上に
燃え尽きて疲れたそうです。
緩くて…とおっしゃっていた半面
Tripodオーラスをやり遂げるため
相当な覚悟をされていたと思われます。
今回
角松さんが何度もおっしゃっていたのは
いつも通り
という言葉でした。
その言葉通り
いつも通りのメンバーと
いつも通りのセットリストでした。
でも
これでラスト。
私も
いつも通り楽しみ
いつも以上に楽しみました。
私はこれからも
軽井沢で過ごした素敵な時間も
信吾さんのことも忘れません。
温かなかひとときを
ありがとうございました。
おまけも
これでおしまいです。
おまけまで読んでいただいた皆様
ありがとうございました🙇