7月17日(土)18日(日)に開催された
角松敏生さんの
Tripod Ⅺ@軽井沢大賀ホール
備忘録⑥です。
セットリストはこちら
01.P.C.H.
02.初恋
03.RAIN MAN
04.You're My Only Shinin Star
05.花瓶
06.常世に続く川
07.月のように星のように
08.Fathers And Daughters
09.緑の力
10.君が代
11.IZUMO
12.氷の妖精
13.リカー!!
14. I'm Lovin' You
─ENCORE─
01.君のためにできること
02.THE LIFE~いのち~
─MORE ENCORE─
01.WHAT IS WOMAN
アンコール1曲目は
最近聴く機会が多い
君のためにできること
少し前のラジオでも
お話されていましたが
今回も
とても思い入れが深い曲です
と、おっしゃっていました。
“愛する人よ 生き続けて”の歌詞が
いつも以上に沁みました。
続いて
3月にRBCラジオに電話で生出演した際
“大切な1曲”として選曲し
小林信吾さんのピアノも
じっくり聴いていただきたい
と語っていた
THE LIFE~いのち~
そのラジオでも話されましたが
青木智仁さんや浅野祥之さんが
続けて旅立たれ
ちょうどその頃、ご自身に子供が生まれ…
生と死を考えて作った曲だという解説がありました。
曲ができた時
「これは自分が歌っちゃいけない」
って思った(笑)
「もっと心が清らかな人に歌ってもらおう」
と思って…
清らかかどうか知らんけど(笑)
チアキに歌ってもらいました
でも
やっぱり自分でも歌いたくなって…
と、子供のようにケタケタと笑った後に
まるで別人のように
しっとりと歌い上げ…
いつも以上に
想いのこもった歌声に聴こえました。
大きな拍手に包まれながら
本編同様
3人で丁寧にお辞儀をして
ステージを後にされましたが
当然、拍手はなりやみません。
再びご登場された角松さんは
これからも演れる限りは
いろいろと演り続けたい
いつどうなるかわかりませんが
あ、でも
「いつどうなるかわからない」って
言ってた方がいいのかも
うちの母親なんて
「孫の七五三見れるかねぇ?」
「孫のランドセル背負ってる姿
見れるかねぇ?」って
さんざん言ってたけど
今もクソ元気です!(笑)
と、またまたケタケタ。
ずっと前…
お母様が大変なご病気で
大手術を受けた際
かなり憔悴されていた角松さんの
愛ある毒舌が温かく響きました。
そして
「軽井沢と言えばこの曲でしょ」という曲
Tripodとして最後の曲は
この素晴らしい3人の演奏でお届けします と
WHAT IS WOMAN
いつも渾身の歌声を聴かせてくれる曲ですが
今回は特に…
本当に“魂の歌”を聴かせていただきました。
信吾さんのこと
友成さんや森さんのこと
先に旅立った盟友たちのこと
ご自身のご家族や
信吾さん達のご家族のこと
スタッフやそのご家族のこと
ファンのこと
大切な人たちへの想いを込め
歌われていたと思います。
信吾さんや友成さんのピアノも
森さんのオルガンも
いつも以上に生き生きと
何かを訴えかけているように聴こえました。
3本の脚が均等に支え合ってこそ成り立つ
まさにTripodでした。
歌い終わった後の角松さんは
悲しそうではありませんでした。
いつものように
満ち足りた表情で深々とお辞儀をされました。
そして
また友成さんと森さんを呼び
3人で深々と頭を下げ
合唱席側へも同様にご挨拶。
その時、角松さんの手は2人の肩へ。
その手が
ポンポン、ポンポンと
子供をあやすように
2人の肩を叩いているのを見て
あぁ…本当に最後なんだ…と思い
目頭が熱くなりました。
友成さんと森さんを見送った後
角松さんはもう1度
合唱席、上手、正面、下手と
見渡して頷き、手を振り…
満足そうにステージを後にされました。
しばらくなりやまない拍手が落ち着いて
会場の外に出ると
暮れきっていない空に
美しい桃色の雲が広がっていました。
長々お読みいただいた皆様
ありがとうございました🙇🙇🙇
時系列で書いていたので
後から
あれ書き忘れてると
思ったこともあり…
もしかしたら
また「おまけ」も書いちゃうかもしれません