7月17日(土)18日(日)に開催された
角松敏生さんの
Tripod Ⅺ@軽井沢大賀ホール
備忘録⑤です。
セットリストはこちら
01.P.C.H.
02.初恋
03.RAIN MAN
04.You're My Only Shinin Star
05.花瓶
06.常世に続く川
07.月のように星のように
08.Fathers And Daughters
09.緑の力
10.君が代
11.IZUMO
12.氷の妖精
13.リカー!!
14. I'm Lovin' You
─ENCORE─
01.君のためにできること
02.THE LIFE~いのち~
─MORE ENCORE─
01.WHAT IS WOMAN
森俊之さん作編曲の
緑の力に続いて
友成好宏さんアレンジの
君が代
イントロが流れる中
静かに現れた角松さんは
いつものように
声量たっぷりに歌い上げました
君が代は
2002年に長居スタジアムで行われた
サッカーの国際試合
「キリンチャレンジカップ2002」の
日本代表戦で歌ったのが最初です。
その後、友成さんのアレンジが施され
軽井沢での定番となりました。
そのままIZUMO
この流れもいつも通り。
8分の7拍子という変拍子の難曲ですが
これを鍵盤だけでやるというのは
さらに難易度が高いと思われます。
初めて聴いた時は
度肝を抜かれましたが
普通にやってのけてしまうTripod
さすがです
歌い終わったあと角松さんが
信吾がバッキングを
がっつり弾いてくれてるんで
と、小林信吾さんへの
絶大なる信頼を覗かせていました。
そして
本編ラストの3曲へ。
氷の妖精は
軽井沢ならではの手拍子で
温かな雰囲気に包まれました。
最後の信吾さんと友成さんの
かけ合いも心地よく
その響きに合わせて
左右のピアノに視線を移しました。
上手のピアノには
信吾さんはいらっしゃらないはずですが
本当にその姿が見えたような気がしました。
リカー!!では
森さんのグルヴィーな
オルガンが炸裂
本当に1杯飲みたくなりました
この曲も終盤は
信吾さんと友成さんのかけ合いがあり
まさに三者三様の個性が光っていました
そして
本編ラストの I'm Lovin' You
この曲はイントロのピアノが
グッときます
2日目は一気に総立ちでしたが
1日目は皆さん立つ気配がなく…
ちょっと迷いましたが
私は最初から立ち上がりました。
そういえば、中盤あたりで
信吾さんからの手紙の話をされていましたが
“走れ ただ何も言わず”という歌詞が
信吾さんの手紙とリンクしてる…
と思ったり
もうこれで終わっちゃうのか…
と思ったり
複雑な想いが胸をよぎりましたが
それよりも
またここでTripodを聴けたという
喜びの方が大きく
感謝の気持ちを噛みしめました。
歌い終わると
角松さんが友成さんと森さんを
前方に呼び、3人揃って
深々とお辞儀をされました。
きっとそこに
信吾さんも並んでいたと思います。
つづく。