6月19日に開催された
角松敏生さんの
40th Anniversary Live@横浜アリーナ
備忘録③です。
時系列で…と思っていましたが
昨夜
角松さんが後記を発信してくださったので
第二部「東京少年少女異聞」からにします。
…と言っても
実は
今回は自分でも記憶喪失かと思うぐらい
諸々憶えておらず
心の高揚のみが残っている状態なので
詳細なレポなどは期待しないでください
行けなかった皆様
申し訳ありません🙇🙇🙇
まず
後記に書かれていたMILADについて。
この言葉は横アリでは発せられていません。
横アリ当日の朝6:49に
角松さんがメンバーズサイトの
置手紙を開けてくださいました。
6月22日 0時まで開けまーす
とのことでしたが
実はこれは角松さんのうっかりで
22日の23:59まででした。
そして昨夜
読了しました とのご報告が。
角松さんは
置手紙を開けている間も
既に読んでくださっていたようで
BBSへの書き込みもされていました。
その中で出た言葉が
このMILADです。
MILADとは
MUSIC LIVE,ACT&DACE のことで
角松さんが考えた造語です。
好きに呼称してください(笑)
ということですが
多分“ミラド”でだと思います。
※のちに“ミラッド”が正解と判明
何故わざわざ造語まで作ったかというと
第二部「東京少年少女異聞」は
ミュージカルでもお芝居でも
音楽劇でもないからです。
じゃあ何
というと…
一言で表現できる言葉がないので
MILADという言葉になったわけです。
昨年2月に上演された
「東京少年少女」はミュージカルでした。
ただ、普通のミュージカルと違うのは
その台本ができる前に
角松さんがストーリーを音楽にして表現したことです。
ステージで流れた曲は全て角松さんの曲で
演奏も角松さんといつもの皆さんでしたが
生演奏ではなく角松さんがPAを務めました。
「松角部長の杞憂」の延長
とおっしゃる方もいらっしゃいましたが
それも違います。
「松角部長の杞憂」はラジオドラマで
使用された曲は物語に沿って選曲された
角松さんの曲ではない既存曲でした。
一番近いのは
2016年にサンリオピューロランドで上演された
ILLUMINANT REBIRTH “NIKOICHI” feat. MAY'S
ではないかと思います。
角松さんと角松BANDの皆さんが
ステージ上でLIVEを繰り広げ
同じステージで
MAY'Sの片桐舞子さんや
サンリオのキャラクター達が
歌ったり踊ったりしながらお芝居する
というスタイルです。
今回の横アリのMILADは
あのサンリオでのステージをスケールUPして
より完成度を上げたものだと思います。
ストーリーは
ミュージカル「東京少年少女」をベースに
似ているけど違う内容になっていました。
まさに「東京少年少女異聞」です。
ちょっとしたボタンの掛け違いで
すれ違った友情
親に本心を打ち明けられない子供と
そんな子供のことを見ていないようで
実はしっかり見ている親
過去の過ちを抱え奮闘する教師 など
様々な人間模様が絡み合い
もつれていた心の糸が
ひとつずつ解けていく…
というような内容でした。
3ヶ月にも渡って行われた稽古の成果が
しっかり見てとれました。
若者たちの演技も歌唱もダンスも
本当にキラキラしていて眩しかったです
近江谷太朗さんはじめ
大人キャストの方々も
円熟味のある演技で
物語にぐいぐい引き込まれました。
近江谷さんのほかにも
小此木麻里さんや阿部翔平さんといった
「松角部長の杞憂」の主要メンバーが出演し
すっかりお馴染みとなった
“おこのぎですっ”も聞けました
生徒たちの気持ちを踏みにじるような…
でも最後には理解してくれる校長先生を
近江谷さんが演じたり
小此木さん演じる先生が赴任した先に
元カレの阿部さんが同僚として現れたりと
ミュージカル「東京少年少女」や
「松角部長の杞憂」とリンクする
キャラ設定やセリフもあり
時折くすっと笑ってしまいました。
このストーリーは
角松さんによるオリジナルで
演出も角松さんです。
キャスティングやステージングも。
凄すぎます
このステージが
ミュージカルではないという所以は
音楽家角松敏生が作り
音楽が主導となっているからです。
角松さんと
角松BANDの皆さんがLIVEを繰り広げ
同じステージでアクターやダンサーが
パフォーマンスする
それがMILADだと
私は受け止めました。
ただ
角松さんが目指しているものは
もっとスケールの大きいものかなと
勝手に想像しています。
肝心な音楽のことが
まだ書けていませんが
長くなりましたので
つづく