久々の日帰りひとり旅。
新幹線でのお供は文庫本とコーヒー。
風景画家・東山魁夷氏の本を読んでいると、ある一文が心に響く。
ー日常性を断ち切って、自然の中に孤独な自己を置くことが、
どんなに私の心を休めるものであるかを知ったー
こういう感覚が自分の中にもあるから、私はこの人の絵が好きなんだろう。
この旅の目的は「長野県立美術館 東山魁夷館」。建物も美しい本館。
東山魁夷館は別館の建物で、設計は谷口吉生氏。
館内の絵画は撮影禁止。
コレクション展2024第Ⅰ期に展示されている
連作「白い馬の見える風景」の起点となった「緑響く」を見たかった。
自然の風景画の世界に、心が埋没する。
山の霊気を感じる作品、中国の山の風景などにも惹かれた。
ほどよい広さと作品数で、あまり疲れずに見られました。
本館2Fに素敵なレストランがあり、次回行ってみたい場所に。
今回は3Fカフェに。こちらは庶民的すぎてオシャレ感なし。
でも屋上広場に隣接してテラスに席があり、景色がよさそう。
チェリータルトとアイスコーヒー。お天気がいいな~。
ミュージアムショップで買ったポストカードを眺める。
「緑響く」と、東山魁夷氏の絶筆となった「夕星」。
実際の絵が気に入った「静唱」は、ポストカードだと
なんか違うので、今回は気に入ったこの2枚に。
まだ見たことのない絵、季節を変えて見てみたい。
帰りはバスではなく長野電鉄に乗ってみたく、ブラブラ歩く。
善光寺で、平和な顔に出会った♡ ↓
善光寺仲見世通りには美味しそうなものが色々あって・・
誘惑に負けました。長野と言えばおやきだよね!
いつもは野沢菜なんだけど「ねぎ味噌チーズ」惹かれすぎ。
あつあつとろけるピザのチーズ状態で、ねぎ味噌の味はほんのり。
焼き立てというのが、やっぱり美味しいね~。
はっ! あの静かな絵の世界からすっかり離れて、
賑やかな俗世間で食を楽しんでました。