2024年のゴールデンウィーク、本日4/27(土)スタート!
昨年同様、相変わらずほぼノープランな連休の初日。
朝から小雨の東京ですが、東京都美術館「デ・キリコ展」へ。
日時指定予約制ですが、建物の外まで行列でした。
見たことのある絵だけど、ジョルジオ・デ・キリコについて知識ゼロ。
デ・キリコの代名詞ともいえるのは「形而上絵画」。←なんじゃそれ。
〈辞書より〉形而上絵画とは・・
時間と空間の倒錯や事物の不動性を幻想的に描いた絵画。1915年頃、
イタリアのキリコを中心に発展し、シュールレアリスムの先駆となった。
私の好きなサルバドール・ダリやルネ・マグリットの2人の画家にも
衝撃を与えたのだそう。
ちなみに数年前、ダリを見に「諸橋近代美術館(福島県北塩原村)」や
マグリットを見に「宇都宮美術館(栃木県宇都宮市)」を訪れましたが、
どちらも静かに独特な世界に浸れる落ち着いた素敵な美術館でした。
(但し、公共交通機関で行くとかなり遠いと感じる・・かも)
デ・キリコの絵、古典的な技法の作品もあって意外だった。
でもやっぱり独特な世界へ引き込まれる形而上絵画に魅力を感じる。
館内撮影禁止でしたが、ミュージアムショップを出たところに
写真撮っていいよコーナーあり↓
彼の言葉。
To live in the world as in an immense museum of strange things.
世界に生きることは、奇妙なもので溢れた巨大な美術館にいるようなもの。
↑なんか心に残ったよ。宇宙人が地球に住んでるみたいな感じね。
さて鑑賞後のお決まり行動。
常設のミュージアムショップにも立ち寄り、
美術館のカフェ「cafe Art(カフェ アート)へ。
「デ・キリコ」特別展コラボメニューもありましたが、
上野っぽいレトロな「珈琲ゼリーサンデー」(\800)に。
静かにアートの余韻に浸りたかったのですが、
カフェ中に響き渡りそうなおじさまの会話声で、早々に退散。
GW初日の上野公園。外国人も日本人も老若男女ごった煮の人混み。
人混み苦手なのになんでそんな所へ行くのだーと自分ツッコミ。
でも「デ・キリコ」の世界では、満足な時間を過ごしました。
これ以降のGW特に予定なし。さて、どう過ごそうか~。