13時から調律が始まっている中、14時過ぎに楽屋入り。
ソロのリサイタルだから、がら~んとした楽屋に自分独り。。。当たり前ですが
それがやたら緊張感を引き出したり、気を張らなくていい自分を引き出したり…。
泉の森ホールは、小窓が付いてる扉で舞台袖が仕切られています。
そこから見える調律師さんの後ろ姿を見て、更に心身共に引き締まる。
そして調律後、さらっと弾いてみては、相変わらずの残響対処に…
ほ~んとよく響くんです、ここ
スタッカートしても、音が響きすぎて切れて聴こえない
なので、モーツァルトみたいな繊細で素材重視の曲は、特にしっかり弾き分けないとアーティキュレーションがなかなか出ない
う~~~ん・・・
でも、そーゆーとここそ、弾き手としては腕のみせどころ…っ
など、気合を入れながらリハ開始。
この頃、リハを写して下さるとお声を掛けいただいたカメラマンさん到着。
リハーサル風景を沢山撮って下さいました
弾いてなきゃ不安だし、弾いたら体力奪われるしで、いろいろ葛藤しつつ結局がっつり(笑)
おかげで、ピアノもいい感じにあったまってきて、音が鳴ってきた
少しの間に若干音も狂い、後は調律師さんに最終お任せ。
そう考えると、こうやて音の狂いはリハで出しといて良かった・・・うん。
ただ、周りに思いっきり心配されました
『そんなに弾いて大丈夫?』
『いつまでやってんの早く休みなさい』
って感じで。
それでもまだ足りない気がする・・・と不安でしたが、体力は間違いなく奪われていた模様(笑)
楽屋に戻り、少し落ち着いた後は、髪飾りをつけてメイクアップ、
そして、開演に向けてひたすら緊張とプレッシャーとの闘い。。。。
暖房つけてても、どんどん手は冷え、持ってきたお湯を洗面台にはって手を温めて・・・あっという間に、
開演。。。。
・・・・・そして、また次回に続く…