https://ameblo.jp/tinjyou/entry-12756265983.html?frm=theme
の記事の
内容を作ってみました。
著者:『本の名前』
魏無羨
:『生きる』
皆生きる勇気を持とう
僕は一度死んだ
生きる勇気が無かったんだ
でも、
献舍され生き返り、
気持ちが変わった
生きることは素晴らしい事だ
かつての知己に会えた
彼をあんなにも悲しませていたなんて
知らなかった
彼の為に、
自分の為に、
死んでしまった師姉の為に、
両親の為に、
今生きている江澄の為に、
僕は生きることを
自分に誓った
この世の中に平和が訪れるよう、
かつて若い頃誓った事を信じ続け
実現していくために
僕は藍湛と生きる
:『幽体離脱』
僕は死んだあと記憶がある
藍湛が僕の名前を呼んだ
悲しんでいる
喜んでいる人もいた
僕は空から皆を見ていた
:『私は地獄を見た』
私は地獄にいた
死んではいなかった
そこは墓場だったのだ
魑魅魍魎とした邪の住処だった
危うく私の魂も持って行かれそうだった
でも
脳裏に師姉がいた、
江澄もいた、
藍湛もいた
だから僕は地獄に居ながら天国も感じた
地獄の邪と手を組みながら天国を夢見た
いつか平和が訪れるよう、
僕は邪と手を組んだ
藍忘機
:『人を待つには』
人を待つことが
こんなに悲しい事だとは・・
辛いことだとは・・
かつて私は
母を待ち続けた
でも
結局母は戻らなかった
又、私は人を待っている
知己だ
死んでしまったと思いたくない
どこかで又会えると信じるから
人を待てるのだ
理性は私を縛り付けた
会えない
でも
感情が私をそそのかす
会える
頭では死んだ人間に
会えないと分かっていても
心がそれに同意しないのだ
人を待つには何が必要か
辛抱だ忍耐だ
その人を待つ愛情も必要である
追記:グレードアップバージョン♡新作♡
人を待つには何が必要か?
私には何もなかった
いつも私の脳裏に浮かぶのは彼の面影だった
生前の彼の面影が現実に重なる
面影が現実になる
それを信じていた
信じたかった
私にはその望みを捨てる事が出来なかった
:『兎と友と私
二人の友達』
私は人嫌いと思われている
実際私は友を必要としたことが無かった
唯一の友と言えばウサギだ
ウサギは可愛い
何も要求せず何も語らず私の傍に寄り添う
そんな私に
もう一人友が出来た
友と言うより
今となっては知己である
友情が人がこんなに素晴らしいと思った事は
生まれてから今まであったであろうか
彼は今
私の生涯の友である
その名は魏嬰
彼に出会えてよかった
藍曦臣
:『騙されない方法』
私は人を信じ過ぎたのであろうか
弟とも友人とも思える位の彼に出会った
彼は優秀だった
彼は親切だった
彼は優しかった
彼は・・彼は・・・私を騙していたのだ
でも、彼の言葉を聞くと、
嘘に思えなくなってくるのだ
彼の私に対する真摯なまなざしは
本物だと感じた
私はどこで間違ったのであろうか
一番信じていた彼に、
騙されたくはなかった
だとしたら
疑ったらよかったのであろうか
騙されないために
人を信じてはいけなかったのであろうか
騙されない方法は何なのか
私のこれからの課題である
藍啓仁
:『掟を尊ぶ』
掟は大切なものだ
私はそう教え込まれ育った
弟子達にもそう教え込んだ
掟が無かったら
何を拠り所にすればいいのか分からない
藍思追:
『小さい頃の思い出』
僕は一時記憶を失っていた
小さい頃が思い出せなかった
気が付くと含光君に育てられていた
ある日、温寧先輩に会った
そして少しづつ
小さい頃の記憶が戻って来た
そこには魏先輩がいた
辛いお粥の思い出があった
大根と一緒に植えられた思い出もあった
楽しかった思い出ばかりだった
思い出せてよかった
こんな楽しい思い出を忘れてしまったら
人生半分失ったなったようなものである
藍景儀:
『言いたい事は
言ってしまおう』
人生短いんだ。
思った事は言ってしまおうよ。
僕はそのまま心に閉じ込めて置く事なんか
できない性格なんだ。
金光善:
『我流と金』
金氏は先祖の代から財を成してここまで来た。
ここからは私のやり方で
財を成して行こうと思った。
たとえそれが
ご先祖様の意見と違ったとしても、
私には私の考えと言う物があるのだ。
とにかく金氏は
5大世家を代表する世家でなければならない。それが私のプライドである。
生きがいである。
温氏が勢いをふるっているが、
そんなものやっつけてしまえ。
私の財力で皆のものを動かし天下を取るのだ。
そのためには後暗い事も王道だ。
極秘に進めよう。
金夫人:
『嫁・姑の在り方』
息子の嫁に、
江厭離がいいと思ったのだけど
うちの息子言う事を聞かないのよ。
うちの息子は
女心をちっとも分からないのかしら。
本当に、夫の子供なのかしら。
同じ血を引いているとは思えない程、
奥手なのよね。
まあそれはいいとして
こうなったら私が一人でも
江厭離との婚姻をまとめてやるわ。
あの子は大人しくて良い娘の様だわ。
うちに嫁いだらさぞかし大人しくて
私のいう事を
はいはいと聞きそうな娘だと思うの、
こういう嫁こそ貰いがいがあるってものよね。
やっぱり嫁と姑は上手くやって行かないとね。長い付き合いになるんですもの。
息子だけが気に入れば
いいってものじゃないわ。
江厭離はいいわ。
江厭離の弟の魏無羨とは
気が合わないけれど。
金光瑶
:『一文無しから
億万長者になる方法』
わたしの母は妾だった。
地位が低かったのだ。
でも私の父はいいとこのお偉いさんらしい。
母に
立派になれば
父と同じ仕事に付けてお金持ちになれる
と言われた。
その言葉を信じて
私はやれる限りの事をやった。
母の私への期待が私を動かしたのだ。
信じれば出来る。
母への想いが私をここまで押し上げた。
誰かに期待されていると信じる心が
臆万の富を築くのだ。
:『どん底から這い上がれ』
どん底から這い上がれ
それは誰に向けて言っているのでもない
私が私自身に
言い聞かせて来た言葉である。
私はついに父親の屋敷に入り込んだ。
しかし、階段から何度も突き落とされた、
でもただでは起きない
突き落とされる度
私の復讐心は高まって行った。
父へ復讐する心が
私を起き上がらさせたのだ。
私は悪くない。
何故同じ誕生日の日に兄だけ祝われ
私は無視されるのだ。
なぜ私だけ不幸な目に
合わなければならないのだ。
私が何をしたと言うのだ。
父に愛されたい、
そういう気持ちがあった。
しかし父に冷たくされ、
父に復讐することも考えるようにもなった。
どん底から這い上がるために私は生きる。
金子軒
:『好きな人に
想いを打ち明ける方法』
わたしには幼い時から想い人がいる。
私の許婚だ。
小さい頃は良かった。
素直に気持ちを出すことが出来た。
しかし成長する過程で
私は家の跡継ぎだしっかりしなさい
と暗黙の圧力が私を襲った。
いつの日からか知らないうちに私は
自分の気持ちを捻じ曲げるようになっていた。
小さい頃の
ピュアな気持ちを取り戻せたら
私は彼女に思いを打ち明ける事が
出来るのであろう。
しかしどうやったらいいのか分からない、
堂々巡りの日々が続いた。
しかし思いを打ち明ける日は
ある日突然訪れた。
彼女が私に背を向け去って行こうとしたとたん私は思いもよらない行動に出ていたのだ。
大衆の面前で彼女に想いを打ち明けた。
今思えば恥ずかしくて
穴があったら入りたい行動だ。
でも、あれでよかったのかもしれない。
金子勳
:『呪いから身を守る』
みんな、呪いには気を付けろ、
知らないうちに
あなたも蝕まれているかもしれない。
私はそうだった。
まさか魏無羨の奴が
この俺に呪いをかけるとは、
うっかりしていた。
呪いと言う手段があったとは、
何時呪いをかけられたのだろうか、
そうだ、俺はあいつを恨んでいた、
あいつも俺を嫌っていた。
呪いを防ぐ法器を作って置くべきだったのだ。
この呪いを解く方法は、
あいつを殺すしかないのだ。
今度は法器を携帯しておこう。
今度は俺の方からかけてやる。
秦愫
:『あなたの夫は
大丈夫か』
私の夫は素晴らしい人だった。
少なくともあの手紙を読むまでは、
夫は私の最愛の人でした。
でもそれも仮面だったのです。
こんなにも簡単に騙されてしまった私が
いけないのです。
どこかで気づくべきでした。
あなたの夫は大丈夫ですか?
異変に気付くのが早ければ早いほど
その後の心の傷も軽いはず。
でも私は取り戻せない傷を負いました。
私の夫は人当たりの良い事で有名でした。
いい人そうに見えるほど危険なのです。
金凌
:『犬と剣と孤独感』
僕には両親がいない、
生まれた時からだ、
もう慣れっこだ、
その代わりに僕には犬がいる。
仙子という霊犬だ。
普通の犬より強い。
頭もいい。
友達であり、相棒であり、配下だ。
僕に両親はいない、
生まれた時からだ、
でも代わりに剣がある。
父の剣だ。
父の形見なんだ。
仙子と剣が
僕の孤独感を癒してくれるんだ。
綿綿
:『私の出会った
素晴らしい人たち』
私は初め金氏に仕えていました。
宗主の息子さんの金子軒も
中々親切な人だと思いましたが、
世の中は広いものです。
他の世家には
もっと素晴らしい人たちがいました。
その一人は江氏の魏無羨でした。
私を焼き鏝から守ってくれました。
命の恩人です。
魏無羨の友人の藍湛も
素晴らしい人でした。
魏無羨が陰鉄を隠し持ち
悪だくみをしているのではないか
と言われていても
私ははなっから信じていませんでした。
私の同じ気持ちの一人が藍湛でした。
私は金氏を去りましたが、
こういう素晴らしい人たちが
未だこの世に存在しているだけで
気持ちが救われます。
聶明玦
:『刀に生きる』
聶懐桑:
『怖い僕の兄の人生』
僕の兄は怖い、
皆から恐れられているほうだ
僕は戦う事にどうも興味が沸かないんだ
そんな事やっているくらいだったら
書画や風景を見ている方がずっと楽しいんだ、生きている気がする、
でも僕の兄は違うんだ。
先祖代々伝わる刀への執着が
凄いったらありゃしない。
僕が剣をどかへ忘れたと知られた時は、
物凄い剣幕で怒られた。
そしてある日とうとう僕の集め美術品が
燃やされた。
僕の生きがいを燃やされた。
怖い兄だ。
:『困った時は
「知らない」で押し通せ』
僕の兄は死んだ。
僕は仇を打つために一大決心をした。
金光瑤があんな奴だったとは
思いもよらなかった。
もう誰も信用しない。
僕の計画がばれたら何もかもお終いだ。
僕はいい事に
あまり頭が良いとは思われていない。
だから、
『僕は分からない』って言うと
それ以上聞こうとする人はいない。
そして、
ひそかに僕は
兄の敵討ちを
成し遂げた。
*中国に伝わる
≪オブジュダ≫の
法則より
:『3無いの法則』
思ってくれるんだよ。
:『知らないの法則』
兄の敵討ちを実行するにあたって、
極秘で進めなければならなかった。
凄く辛かったよ。
苦労もした。
でも、兄を殺した奴は許せない。
兄は怖いって言ったけど、
僕は兄が好きだったんだ。
兄は怖かったけど、
僕の事を何時も心配していてくれた。
兄の為なら「知らない」って
平気で嘘も付けるようになった。
「知らない」って言って置けば
だれも
僕に
注意を向けなくなった。
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