* 第39話 こぼれ落ちた飴 * より
目から鱗のセリフ
あなたの沼度が分かる
これも沼の方だったら
タイトルで内容が分かってしまう記事
その前のあらすじ
義城で
薛洋と藍湛が戦いました
阿箐が杖の音で
薛洋の場所を教えました。
藍湛が薛洋を刺しました。
傀儡の宋嵐が
薛洋の止めを刺しました。
生きていた頃の
暁星塵と薛洋の回想
シーン
が流れます。
その中の会話で
考えさせられる
シーン
がありました。
薛洋の正体を知った暁星塵が
買い物から帰ってきた薛洋を
剣で突き刺しました。
注:黒い方の字はドラマ上のセリフです
薛洋の楽しかった偽りの生活の終わり
でも
このまま暁星塵が
何も知らずに生活を続けていたら
幸せなのか
その方が暁星塵も幸せだったのか
と言う考えも起きてしまうシーンだと思いました。
何も知らず自分は宋嵐の事を救い
正義のため戦い続けた
と思って最期を迎えた方
幸せなのか
と
ガンなのに
ガンと知らせず生活を送るみたいな
でも
そうだと
暁星塵が悲惨すぎるし
とも思いました。
そう思うと
薛洋も壮絶な人生だけれど
暁星塵も壮絶な人生だ
と思いました。
暁星塵「許さない」
薛洋「やっと気が付いたか」
薛洋「楽しいさ 当然だろ」
ばれても自分の意思を曲げない
薛洋
「暁星塵道長
なぜ俺の小指がないか教えようか」
暁星塵に最後の望みをかける薛洋
自分の気持ちを理解して貰いたかったが・・・・
暁星塵
「これから言う言葉も
嘘に決まっているのに
何を聞こうと言うのだ」
断られてもそんな事でたじろぐはずもない薛洋は
とくと自分の生い立ちを説明したけれど・・・
暁星塵にだけは聞いて欲しかった自分の心
暁星塵に理解してもらいたかった自分の気持ち
薛洋
「もう誰も
この事を聞いてくれる奴は
いないんだよ
暁星塵 聞いてくれよ
今まで何だかんだ仲良くやってきたじゃないか
お前ならどう思う
どっちが正しいと答えてくれる
俺の方が正しいだろう
間違ってないだろう
誰か一人でも
俺の気持ちが分かってくれる奴が
欲しかったんだよ」
薛洋が素直になる
薛洋
「お前なら
きっと分かってくれるはずだ
お前はそういう奴だ」
話せば分かってもらえると思って・・・
薛洋が素直になる
薛洋
「お前なら
本当の善と悪が分かるだろう」
暁星塵
「この場に及んで
未だ私を騙す気か」
暁星塵は構えていた剣を下ろします。
話してみたけれど・・・
一生懸命話す薛洋
薛洋
「子供と飴の話をしただろ?
あの子供はあまりに飴が欲しくて
必死に馬車を追いかけ
馬車の前で止まれと手を振った」
薛洋「それは俺だったんだ
あの頃は俺だって純粋だったよ
飴を貰えることが嬉しくて
馬車を追いかけて行ったんだ」
自分の気持ちのままに話す薛洋
薛洋
「だが 俺の人生を奪ったあの男は」
薛洋の気持ちは分かりますが
薛洋
「純粋な一人の子供の人生を
奪ったんだ」
常軌を逸してしまっていた薛洋の気持ちは
もう誰にも通じない
薛洋
「その後 車輪が子供の指を
一本一本と弾き潰したんだ」
薛洋
「純粋な子供の心を
踏みにじっただけじゃなく
その子供の指まで踏みにじったんだ」
すごく可愛そうだけれど
自分の感情を込めて話してみたけれど・・・
本当に可哀想だけれど
薛洋
「まだその小さな可愛い手で
何か出来たのに
そこで俺の人生は終わったんだ」
復讐をし過ぎた薛洋
気持ちを理解し
良い方法を教えて貰う機会の無かった薛洋か
薛洋
「左手の骨は全て砕け
小指はぐちゃぐちゃになった」
薛洋
「何で俺が
こんな目に合わなきゃいけないんだ」
怒りしかなくなってしまった薛洋
薛洋
「暁星塵 俺を不城世に引き渡して
正義でも貫いたつもりか
その男は常萍の父親だ」
薛洋
「暁星塵
お前はどっちの味方なんだ
この話を聞いても
お前が正しいと思ってるのか」
暁星塵がもっともっと昔に薛洋に会っていれば
薛洋の心は変えられたのか
暁星塵
「常慈安が小指を奪ったのなら
復習するにしても
小指を斬ればいい事
それでも気が晴れねば
両手の指を全部切ればよい
もしくは一方の腕でも構わぬ」
暁星塵
「なに血迷った事を言ってる
それにしても、お前はやり過ぎだ
もうちょっと頭を使えなかったのか
バカ者
どう考えたって間違ってる
お前の考え方は根本から間違ってる」
こんな薛洋は暁星塵の生き方の中では問題外
暁星塵
「何を学んで育ってきた」
生まれも育ちも正反対の暁星塵に
受け入れられてもらえることは無かった
暁星塵と薛洋の考え方は交わらない
暁星塵
「お前の指一本を
何十人もの命で償えと?」
暁星塵
「お前の指はそんなに大切なのか
じゃあ他の人の命はどうなんだ」
薛洋「そうだよ」
薛洋の心は
取り返しのつかない程に
ねじ曲がっていた
薛洋「この指は俺の物
他人の指や命は
俺の物じゃないからな」
薛洋
「何人死んでくれったって
俺の指は
元の通りに戻らないんだ」
薛洋
「たかが50人ほどで
小指の償いが?」
暁星塵「何自分の事ばかり考えてる
そもそも そこが
お前の心構えの間違った決定的なところだ」
恨みしかない薛洋
それが楽しいと言っている薛洋は憐れ
暁星塵
「では他の者は?
なぜ白雪閣を襲い子琛の目を?」
暁星塵
「なんで白雪閣や子琛までやる
何処まで悪事を広げる
何処まで犠牲者を増やしたら気が済むんだ
お前にはそれが本当に分からないのか
自分のしてきた事が分からないのか」
薛洋
「お前が邪魔したからだ
常家の腐れどもに協力しただろ」
薛洋
「お前が悪いんだよ
お前こそ俺に酷い事をしたんだぞ」
色の付いた字の方は
こんな事を言いそうだな
と思ったのを書いてみました。
別参照記事有り
その7-2 続・考えさせられるシーン
「誰が正しく誰に非があるのか」
へつづく・・・
画像はネット上からお借りしています。
不具合あれば削除致します。
「陳情令」ドラマ公式サイト https://mdzs.jp/drama/
U-NEXTニュースリリース「陳情令」
https://www.unext.co.jp/ja/press-room/chen-qing-ling-announce-2021-02-01