錫製品のすすめ
最近錫(すず)でできた道具をギフトでもらったり、話に聞くことが
多くなってきました。
そんなわけで、錫についてちょっと調べてみました。
錫(すず)は、古来より高級感のある金属として珍重され、割れたり、
変色がほとんどないので、永年使用可能で、使い込むほど良さが出る
ようです。その点でも、記念品としても最適で、結婚10周年の錫婚式
のお祝いはじめ、成人・誕生日などのお祝いや母の日・父の日の
プレゼントにも人気があるようです。
また、錫(すず)は金に次いで水を浄化(イオン化)させる働きが高く、
ビールやお酒を「まろやか」で「澄みきった透明感のある」に変化させ
るらしいですね。それに加えて、熱伝導効率の良い事から、器を冷やさ
なくとも冷たいビールを注ぐと瞬時に同じ温度になるとか...
いやぁ、これは素晴らしい...
ざっと調べてみると、特に酒道具としてものすごい需要が高いみたい。
きいているとなんだか無性に知りたくなってみたので、いろいろ調べる
ことにしました。
錫の歴史
世の中には数多くの錫製品がありますが、
紀元前1500年頃、エジプトの古代 遺跡から出土した「巡礼者の壷」
というのが、世界で一番古い錫 (すず)と言われているそうです。
日本では1300年くらい前の飛鳥・奈良時代に中国から渡来したと
いわれており、神酒徳利や茶器に古くから使われ、貴族などの特権階級
に広く愛用されてきました。
江戸時代前期には、庶民にも広まったそうです。
一般的に錫(すず)の食器を見た方は「銀食器」と思われる重厚な輝きと
質感があります。 加工しやすいと言う利点から非常に優れたデザイン性
の高いものが豊富です。
錫ってどんな金属?
【錫ってどんな金属】
錫(すず)は、古来から知られている元素であり、錫の元素記号は
ラテン語のStan‐numに由来しています。
錫は原鉱石である錫石から得られ、年間16万5千トンが生産されて
います。また、地球上には約450万トン以上が存在すると言われて
いる金属なんです。
【錫の特徴】
・錫(すず)は、金属臭がすくなく人体には、無害な金属です。
また、錆び・変色がなく、手入れも簡単で長期間使用できます。
・錫は、やわらかい銀白色の金属であり、酸化被膜のため酸素に
おかされず水とも反応しません。また、融点が低く、230度で
溶かすことが出来るので、加工しやすく、扱いやすい性質を持って
います。
・錫は美しい光沢を持ち、食品中に含まれる有機酸に対して鉄を犠牲
陽極的に保護することから食品や飲料用の缶用材料として今でも広く
使用されています。
また、熱伝導率が極めて高いので、「保冷・保温」性に優れいます。
・錫はイオン効果が高く、お酒やお茶・水もまろやかに美味しくなる
といわれています。宮中では、意味が転じて中身のお酒を「おすず」
と言うそうです。
また、水のうまみを損なわず、そのものの味を引き出す力があり、
錫のグラスで、飲むお酒は、まろやかさを増すといわれています。
