想定外 パート11
2杯目を頼むころには‘割り勘’と提案してきたことすら彼が忘れてくれないかなーと正直どこかで期待していたけれどたかだ2杯目酔っ払って記憶をなくす、なんて状態には程遠く彼はしっかり割り勘のことを覚えていたしかも私が割り勘に乗り気じゃないのを見抜いていたのかお互いそろそろ飲み物がなくなるかな、という頃合いで「次はTindercoの番だよ」とさえ言ってきて、私は更に萎えた「OK,何飲む」と彼に笑顔で返事をしながらも、内心‘本気うわーもうこれ飲み終わったらちゃちゃっと切り上げて帰ろうかなー‘とかなり不愉快になる自分を鼓舞して‘今日はデートじゃくて、ただ友達と飲みに来たと思えば割り勘でかかったコストも許容範囲かな。。。’と必死に言い訳を考えていたとりあえず一番安そうなお酒をメニューで見つけてバーカウンターに向かって歩き始めるまだ移住してきて数ヵ月しかもバーに行く時は9割以上がデートだった更に相手の奢りで飲食することが多かったから自分で注文することすらほとんどなかっただから込み合うバーカウンターでその他大勢のお客さんの中に立って注文を待っているだけでも‘ちゃんと注文にありつけるかな’(だって外国って、特にバーカウンターって一応マナー違反だとは思うけど並んでいるようで実際順番無視、みたいなこと日常茶飯事ですから)‘ちゃんと英語伝わるかな’と必要以上に緊張していたイメージ図