星新一のショートショート小説だったと思う。

ある飲兵衛の男と、超まじめな男の話。

飲兵衛の男は毎日遊んで酒を飲んでは酒の空瓶を転がしておくようなだらしない生活を続けていた。

超まじめな男は酒も飲まず、ろくに遊びもせずに貯金に精を出していた。

ある時、大恐慌が発生した。

国の通貨は紙くず同然になり、まじめな男の財産は無に等しくなった。

一方、飲兵衛の男は元からお金など持ってはいなかったから、あまり変りはなかった。

そんな世の中、突然価値が増してきたのがビンの材料のガラスだった。

飲兵衛の男は、そんなものなら家に山ほどあると、それを売って優雅に生活した。

まじめな男の方は、何も出来ずに・・・。

 

っていうような話しだったと思う。

子供の頃読んだので、詳細までは記憶にはない。

飲兵衛男の健康面については知らないが、モノの価値についての良い寓話だったと思う。

 

通貨、貨幣の価値は国が保証している。

でも国も間違えて破綻することはある。

過去には第一次大戦で負けたドイツ、現代では、なんでか知らないが通貨価値が恐ろしく低かったアフリカのジンバブエ・ドル(今はもうない)。

いろんな要因でインフレになったりデフレになったりするが、ある程度、想定内だから通貨が使える。

それは国の内での話し。

外に出れば、国同士の貨幣の価値をすり合わせる為替を経なければならない。

外国で価値が認められなければ(その国が信用されていなければ)、ジュース一本買うのに(自国通貨換算での)大枚を払わなければならないかもしれない。

幸い日本の円はハードカレンシーとして、ドル、ユーロ、ポンドなど並び世界中で価値が認められ、国際的に通用する。

一方、純金なども大昔から世界中で安定した価値を持ち続けている。

 

だから方法論として。

・価値が変動するもの=国内通貨など

・価値が変動しにくいもの=ハードカレンシー、純金など

国内通貨などでハードカレンシー、純金などを買うとする

 国内通貨が比較的高いときにハードカレンシー、純金などを多く買う(買うことが出来る)

 国内通貨が安いときには無理はしないでハードカレンシー、純金などを少しだけ買う

株は価値が変化し易く暴落なども度々あるが、長---い目でみれば、歴史的も上がり続けているようなので特定企業や業種に偏らなければいいんじゃないか→投資信託。時々時代に合わせて組み換え、乗り換えればもっといいかもしれない。