◯職場の雑談で無理に会話に入ろうと

する自分を食い止めることができて

嬉しかった


お客様がいないときに、

毛布を脚に当ててる私をみた先輩が、

寒いの?って話しかけてきた時、


自分の中で浮かんだ文章の

1/4くらい喋り終わったら、

先輩がそうだよね〜って言って

先輩の言葉を話し始めたから


日記をつける前の私は

自分を出さないといけないと

会話をしなければいけないと

決めつけて空回りというか

余計な気配りをしていたけど、


そんな特別な人間になろうとして

異様な気配りをしなくても会話は盛り上がるし

先輩は私から(私以外の人にも)

そんな文字量を求めていないということが

わかった


自分が無言でも余裕のある気持ちで

雑談の輪にいるのが楽しかった




○O上司に私はもうすぐ後輩が入ってくる

ということで自立したいのでもう

見守ってなくて大丈夫です!

何かあったら手をあげます!

って言うことができて嬉しかった


朝、電話のテストが終わった後に、

すぐに、隣にいるO上司の名前を呼んで、

ドキドキした胸を呼吸で落ち着かせながら、

不安と緊張で震えた声で、

でもO上司の目をまっすぐに見ながら

伝えるのが楽しかった


ドキドキするのが楽しかったから


◯七夕の短冊を見て

みんなの幸せを願う気持ちに

なるのが楽しかった


仕事帰りに寄った駅で、

短冊が飾られていた


普段自分や、周りの知り合い以外の人が

何を願いながら生きてるのかを

知る機会がないから、


短冊に書かれてる願い事を見て

健気な気持ちになったのが楽しかった


まだひらがなが描けるようになったばかりの

子供もいれば、体が不自由なお年寄りの方も

いて、それらが自由に散らばって笹の木に飾られていた


普段見た目が幼い人も

歳を重ねてる人もいて、

身体が大きい人も小さい人も、

男性も女性も

イケメンもブサイクもいて、


私たちはその見た目とかから

勝手にその人のことを決めつけるけど、


こうやって1枚の紙に願いが綴られていて

それが笹の木に飾られているのをみて、


心は、みんな同じ人間なんだなと思った


全然顔も知らない名前も知らない人たちの

自筆のいろんな願い事をみたらそこに

いろんな幸せが込められていて、


感動で少し瞳を潤ませながら

この短冊を笹の木に飾った人全員の

願いが叶うといいなって思いながら

いろんな人の短冊を眺めているのが楽しかった




◯ワンピースの蝶々結びが

可愛くできて嬉しかった


一昨日に来た時に蝶々結びを

綺麗にしていたからそれが

洗濯をしても解けずに残っていたから、

すでにできてる蝶々を軽く引っ張るだけで

左右にバランスの取れたリボンの

蝶々結びができて嬉しかった




○仕事帰りに筋トレをするのが

楽しかった


帰るときにバナナを買って

帰ってきたら朝洗っていなかった皿と

弁当箱を洗って、バナナを食べて体力を

つけて、服を筋トレできる服装に着替えて、

机にいつでも夜ご飯を食べれるように

食材の盛り付けまで完了させておいてから

家を出てジムで筋トレを30分くらいした


筋トレをしているときは

自分の身体以外のことを考えないで

自分の呼吸や筋肉の痛みを感じたり


自分がどのおもりならどれくらいまで

持ち上げられる状態なのかを知ったり


持ち上げるために身体の端から端まで

使ってパワーを発揮することに

集中するのが楽しかった


◯宝鐘マリンというVtuberの

動画をみるのが楽しかった


Vtuberにハマる人の気持ちを味わったり

Vtuber側の戦略を知ったりするのが

知らない世界で楽しかった


3次元の人がやったら嫉妬を向けられたり

女性らしさや清楚を求められたり

エロをするなら身体を秘部まで出すことを

求められたりすることもあるけど


2次元の場合は2次元に存在している

キャラくらいまで自分の自我を出しても

それがそのキャラクターとして

受け入れられてる傾向にあるから


過激なネタも見れるし単純に面白い発言の

幅も増えてある種芸人みたいな感じに

なっていっぱい笑うことができるから


けどちゃんとアウトな発言とかはしないように

調整はしているんだろうなあと

いうことも考えるのが楽しかった


◯過去に自分が所属していた

コミュニティや家族のことも

思い出してて仕事だけを思い出してる

わけじゃないということがわかって嬉しかった


◯肩を鍛えるマシンの椅子の高さを

変える方法がわかって嬉しかった


自分がマシンを使い終わった後に

他の女性が同じマシンを使っている様子を

別のマシンを使いながらみていたら

椅子の高さを調整していたから


◯職場帰りに寄ったスーパーで

会った人とジムでも出会ったのが

楽しかった


近所でさっき見た他人とすれ違うというのは

都会の東京では初めてだったから


こうやって何回も近いところに

顔を出していたら近所に知り合いが

できるのかもしれないなと想像すると

世界が広がる感じがして、楽しかった


◯H上司にお手洗いで身体を伸ばしてる時に

遭遇してボケることができて嬉しかった


普段敬語がかっちりしているH上司に

みちゃった!と砕けたことばで言われて、

私がボケるなり慌てるなり言い訳するなり

何かしらのアクションを取るような

空気になったから


それを察して、見なかったことに

してください!!ってアクションを

取ることができたのが嬉しかった


周りが見れるようになってきてるなと

思う


◯O上司と一緒に仕事をするのが

1週間ぶりくらいだったし

朝に伝えたこともあって緊張したけど

取り返しのつかないミスもなく、

履歴を作るのもすごい時間がかかる

わけでもなく、


不注意はいない日より多かったけど、

すぐ気づいて訂正するのが

楽しかった


1回お客様の本人確認をしないまま

手続きを承りそうになり焦ったけど、

私の横に立ったO上司からの空気感に

異常を感じ、本人確認をしていないと気づき、


手続きを承る前に本人確認を

することができて嬉しかった


O上司からの空気感を感じて

ドキドキしたけどO上司に指摘される前に

自分で気づけて嬉しかった


空気感を感じて、なんだ、なんだ?

何かおかしいぞ??って頭をフル回転

させながらもお客様の前では冷静を

保つのが楽しかった


○朝の通勤電車で体力を

回復させることができて

嬉しかった


朝時間がなくて駅まで走ったから


スマホを見るのも音楽を聴くのも

疲れをとるのには違うと思って

吊り革に捕まって素直に目を瞑って

吸う秒数と吐く秒数を数えて

深呼吸を電車でずっとしているのが楽しかった


体力も回復して気持ちも落ち着いて

電車から降りることができたのが

嬉しかった


◯社員さんとかがこっちに喋りかけてくる

オーラが出た時にこっちも答えるスイッチを

オンにしておくと会話が盛り上がりやすい

ということがわかって嬉しかった


社員さんとか微妙にポジションが違う人は

立場が違うので、

こっちから馴れ馴れしく明るくするのではなく


こっちはいつでも雑談を話しかけられたら

返せるような向き合う気持ちで社員さんとか

上の人に挨拶をされた時に相手の顔色を

チラ見して挨拶を返すことで、


相手が喋りかけてきそうかかけてこなさそうか

予想して、話しかけてきそうって思ったら

雑談を交わすスイッチを自分の中でオンにする

というやり方の方が楽だとわかって嬉しかった


◯T上司に対してあからさまに持ち上げる

発言をするのはなんか違うという

違和感に気づくことができて嬉しかった


私と話してる時に

T上司はいつもお兄ちゃんみたいな

感じになるけど、


T上司が人を立てることを

よくしているという話を聞いて

T上司にも本心じゃないことも

5倍くらい盛って伝えようとしたら


T上司が私の言葉を聞いた時に

ちょっと引く様子があったから


盛りすぎるのは違和感が出るということに

気づけて嬉しかった


〜箱入り娘せなこ〜