

お手本を見ながら楽しく作ってきました
(私オリジナルのデザインです。本来のピサンキのパターンではありませんね。初心者の方でも作りやすくシンプルにしてみました)
本日のご参加はみなさんアメリカ人
日本に住んで7年の方とこの夏にやってきたばかりという来日ほやほやの親子(と言っても二人とも成人女性の方でしたが)
みんなでワーワーキャーキャー、たまに静かに、キレイなタマゴちゃんたちが産まれて全員で感動の声

最後の過程でみなさんこういう嬉しい驚きがあるからピサンキワークショップはやめられません



ピサンキの制作過程の説明はもちろんですが、外国人の方向けのクラス、こういうシチュエーションだと必ず日本についての質問が相次ぎます。
「私が今描いている丸いお団子はどうして月の下にあるの?ススキも食べるの?」
A. どのモチーフも日本の秋を象徴しているんですよ。ススキは飾るだけですよ。
「このお団子はどうやって手に入るの?秋にしか食べないの?どうして?」
A. お団子はスーパーで手に入ります。こういう飾り方は秋のお月見シーズンしかしませんね。理由は。。。えーとなんででしょうねぇ(笑ってごまかす)
「どうして月を見る時にお団子を飾るの?」
A. えーと。。。えーと。。。えーと。。。 ちょっと調べてみましょう!(さらに笑ってごまかす)
こうやって卵に絵を描きながら私はいつも日本のしきたりや文化などの素朴な疑問について一緒に考え、調べることで皆さんと一緒に日本の勉強をしてます。
本当ならばきちんと下調べをしてから行くべきだなと毎回思うのですが、ついつい後回しになってしまう始末、とほほ

そして帰り際、私は二つ宿題をもらっちゃいました。
「ねぇねぇ、こけしって誰をイメージして作られてるの?こけしについて何か知ってる?」
「2000円札ってどうして流通していないの?あるって聞いたんだけど見たことないわ」
ははは



次回までにきちんと答えられるように勉強してきますね~
今日のワークショップは私にとっても日本を知る時間、とても実り多き時間になりました。
ピサンキワークショップ(神戸市東灘区)
産経学園カルチャーセンター ピサンキ教室