ブログで何度も犬のしつけ方が時代によって

変わってきたことを伝えてきた。

その中で私にとって難しい

犬を「叱ってはいけない」。

 

叱ってはいけないと言われ、その結果

叱られていることがわかっていない犬になってしまった笑

 

「叱ってはいけない」といってもそれは言葉の定義の問題で、

犬がよろしくない行動をした場合は注意する必要はある。

 

最初についたトレーナーさんは

犬に「叱ってはいけない」と言い、また、NOとかダメと言わずに

何かイタズラをしている時は

低い声で「あ、あ、あ」と言ったり、パチっと手を叩いてハッとさせて

注意するようにいう。言葉を言っても犬は理解しないので意味がないんだとか、

 

私が知っている昭和の注意の仕方である、

ピッとリードを引っ張る、

鼻ピン、マズル押さえ、首の後ろの皮を掴むなどの行為は

絶対にやってはいけないと言われた。

確かにこうやって並べてみると

今の時代にそぐわない感じはする。

 

やってはいけないことばかり言われ、

トレーナーさんに叱られ続けた私。

 

その結果、今の愛犬、

できていないことがあまりにも多過ぎる。

犬種と気質によるところもあるが、

進捗が遅い原因は何かというと

私はトレーナーさんに言われたことを

額面通り(at face value)に受け取ってしまっていたから

ということに

気づいたのはつい最近。

 

アメリカのある犬のしつけのYoutubeを

見ていたのだが、やってはいけないことは言わずに

「犬とはOOOOというトレーニングをやりましょう。このトレーニングの目的は△△△△で、

これによりあなたとの信頼関係が育まれ、

犬に罰を与えるようなしつけは必要ありません。」という説明の仕方をする動画だった。

 

トレーニング法、トレーニングの目的、

そしてその結果として犬との関係がどうなるかの視点も説明。

コマンドも一回言ったら犬がやるまで見届けないと、犬からは信頼されないし、

コマンドを繰り返して言ってしまったら、コマンドを何度も言われるまで待つ犬になってしまう。

 

「犬からは愛されるかもしれないが、尊敬されません。」というくだりを

聞き、なんだかもっとちゃんと犬と向き合おうと思った。

 

今日の独り言。