犬の知育玩具市場が拡大している中、

根強い人気なのがコングという、天然ゴム製の

ミシュランマンの胴体のような形状のおもちゃだ。

一番知られている色は赤。

トレーナーさんも薦めていて、

ペット用品を販売しているお店では

視認性の高い棚に置かれているので

使ったことがないにしても、

犬を飼っている方なら

誰もが知っている商品なのではないだろうか。

 

ちょっとお値段は高めだが、

そんなに人気があるものならば

良い商品なのだろうと思って

私みたいに思わず購入してしまう飼い主も

少なくないのでは。

 

ところが使ってみると

コングに入れたフードは

愛犬が少し転がしただけで

パラパラとすぐに出てきてしまい、

遊びは終了。愛犬は即、コングに飽きてしまった。

 

こんな感じでいいの?

これで愛犬の頭の刺激になるのか?

ストレス発散になっているの?

フードの粒が小さすぎ?

いくら子犬でもこれって簡単すぎないか?

留守中の愛犬の退屈しのぎにって思ったんだけど、

愛犬にコングを渡したそばからフードがこぼれ落ちるぞ〜。

 

コング初心者はこのような反応をしてしまうのではないだろうか。

それとも私だけ?

 

ここで聞こえてくる頭の中の声。

いや、コングはかなりのロングセラーだ。

グローバル展開されているし、

世界中の多くの飼い主たちに愛されている商品だ。

もっと奥が深い商品に違いない。

 

こんな時はやはりネットで使い方を検索、調べてみる。

 

どうやら

ピーナッツバター(?)のような

ペースト状のものを詰めて

トリーツを半分固定させたり、

色々な形状のフードやおやつを入れて

難易度を上げていくものらしい。

冷凍庫に入れたりもするんだとか?

 

なるほど。でもペースト状のものは床が汚れるし、

ペーストなしで大きいトリーツを入れたところで

子犬の1日の食事量は決まっていて、

そこからその分を差し引かなければいけない。

今の段階ではコングの値段と

それに見合った効果を感じることはできない。

 

なぜ毎年新商品が開発され、犬の知育玩具マーケットが

進化していく中でこのコングが

長年売れ続けているのかわからない。

私の中ではアップルビターと同じくらいに

長年売れている理由が謎の商品だ笑爆  笑

 

犬の知育玩具は付加価値があるし、

素材にも安全性にも配慮が必要なので

少し高めな値段設定になっているのはわかるけど、

値段の高さと犬の満足度とは必ずしも比例しない。

 

例えば百均のペット用品コーナーで見つけた

下の写真のおやつボールかみかみ

ドライフードを詰めても良し、

単に投げて愛犬と遊ぶのも良し。

愛犬にとっても飼い主にとっても満足度満点の

現在ウチでは最強の知育玩具だ。

(ちなみに突起がたくさん出ているゴムボールを買ったことがあるが、

愛犬は暇つぶしに突起を一個一個、歯で引っこ抜くように

なってしまったのでそっちは購入をやめた)

 

さらに言えば百均に行かなくても

空のペットボトルに穴をあけ、

フードを入れてキャップを閉めれば

立派な手作り知育玩具の出来上がりだ。

飼い主の想像力と工夫次第で

いくらでも知育玩具を

コストをほぼかけずに

作ることができる。

 

びっくり先ほどのコングも、

様々な工夫をこらし、

使いこなす方法を飼い主が考えることで

値段以上の価値を見出していくのがポイントなのだろう。

買った消費者が商品の価値を高めていくものなのだ。

 

私もコングを買った以上、

値段以上の価値を見出していくために

想像力を働かせ、ペーストを使わない方法で

愛犬が長く楽しめるようなアイデアを考えよう。

 

これは犬の頭の刺激のためだけではなく、

飼い主の頭を刺激する商品だということで

長年売れ続けているのかもしれない爆  笑

(それにしても不思議だ)

 

犬にはお金をかけることより

知恵と工夫と愛情をかけることを心がけよう愛飛び出すハート

 

今日もくだらない私の独り言にお付き合いいただき、

感謝です!Have a wonderful day!