教科書や学校では教えないことを

小学生たちに教えるために雇われた、

アラフィフでありながら新米の英語講師です。

自分なりに考えた英語の説明を

忘れる前にブログを

メモ代わりにして書いていきます。

 

学校で使っているテキストに

go to 〜という表現が出てきた。

go to school, go to the stationという例は出しているのに、

schoolの前にはtheがついていなくて

stationの前にはtheがついているのかの説明が一切されていない。

なぜ?

小学生の段階で気にしなくていいの?

小学生のうちは面倒な説明をつけるより、

そのまま覚えさせた方がシンプルだから?

小学生達の学びにとって

何がベストなのかがまだわからないでいる。

講師になってまだ2年目だから仕方ないのかもしれないが。

 

説明することがかえって混乱を招くというリスクは

ある。でも、英語を覚える上で一つ一つの動詞の使い方を

丁寧に理解することがのちのち大きな力となる。

基礎をしっかり今のうちに作ってしまおう。

ということで、一部の生徒達にしかわからないだろうという不安を抱えながら、

go toどこどこでtheをつけない「場所」の覚え方を説明することにした。

正しいかどうかはさておき、

これはあくまでも英語の覚え方の提案。

 

まず、紹介。

go to どこどこで

(その「どこどこ」が数えられる単数の場合)

前にtheをつけない場所の方が少ないので

theをつけない場所を覚えよう!

 

覚え方はこうだ。

「人生及び生活する上で必要なものにはtheをつけない!」

①教育機関

②仕事

③宗教

④睡眠

そして究極は*お家

 

①の教育機関というのはschool, college, university, などなど

なぜならgo to school, go to collegeには学校へ行く、大学へ行くという

物理的に建物に行くという意味だけではなく、教育を受けるという意味があるから。

これは日本語でも同じで

「学校に行かせてもらっていない。」と言った場合、

特定の学校を指しているというより、教育を受けさせてもらっていないという意味で学校が使われている。

 

また、go to collegeという大学に行くというのも

時としてしっかりと自分の人生を考えている、今より良い生活を望んでいるという意味も含まれて

会話に使うこともある。

 

②の仕事は少しこじつけになってしまうが、

お金を稼ぐことは生活をする上で必要なことでgo to workと言った場合はworkの前にtheはいらない。

 

③宗教 これは欧米に当てはまることで、キリスト教のことであるが、go to churchには

やはりtheはいらない。なぜならgo to churchは教会に物理的に行くという意味ももちろんあるが、

信仰心があるという意味で使われる。go to churchしている人は敬虔なという意味や、

育ちが良いというニュアンスを伝えるのにも使われる。

 

④睡眠 go to bed 生活する上で不可欠!bedの前にtheはいりません。

 

そしておまけ。

究極はお家、home. 生活する上で絶対必要。goの後にはtoもいらない。家に帰るはgo home.

 

小学生たちへの説明はここまでにしておくが、

実は

⑤医療をこのリストに入れておきたい。

さてhospitalの前にtheはいるか?

皆さん、知っていますか。

 

おもしろいことに

アメリカ英語は必要だけど、イギリス英語ではいらない。

この違いはなんなんだと私なりの解釈を考えた。

アメリカの医療費は自己負担がバカ高いがイギリスは政府が負担しているのでほぼゼロだから?

 

「お手洗いに行く」はgo to the bathroomと言って生活する上で必要だが、

theは前につけるのでこのリストに入らないのがなんとも残念だが、

けっこううまくまとまっていて納得できる覚え方になっていない?

 

こんな説明は小学生には必要ないかな〜。

と今日も教え方に悩む私。