アラフィフの私が小学生の英語講師として

デビューして一年経った。

 

この一年間、

毎日毎日、どういうレッスンが良いのか

悩み、常に不安だった。

 

その不安が的中してしまい、私のレッスンに一部の

子供達がついてこれなかったこともあり、

授業運営(クラスコントロール)に支障をきたした。

 

英語の文章を読んでから‘repeat'と言っても

ちゃんとリピートをしてくれたのが

とうとう一人になってしまったこともある。

最初は声が大きすぎるほど元気に発音をしていた子供達が

講師デビューして僅か3ヶ月で何も言わなくなってしまった。

これが学級崩壊の始まりかガーン。と思ったものだ。

 

行き詰まった時に他のベテランの先生のレッスンを聴講。

大笑い笑い泣き

びっくりするほどレッスンを進めるペースが違う。

そりゃ〜、誰も私のクラスにはついてこれなくなってしまうわ。

 

この経験をもとに、自分のレッスンを見直し、調整をかける。

それでもやはり盛りだくさんにしてしまうことはあったが、

英語が読めない子がいる可能性も考慮し、

レッスンを面白くすべく自分なりに

工夫に工夫を重ねた。

 

本業もかなり忙しくなり、

円形脱毛症になるほどのストレス。

 

そこへきてこのタイミングで子供達に英語のレッスンに対する

満足度調査を行うという知らせ。

わ〜。やばい。立て直せていない。

子供達は正直にアンケートに答えるだろう。

 

「アンケート調査で一体何がわかるのだろうか。

何もわからないだろう。」

最悪の結果が出た時のために

いろいろと自分の中に予防線を張って言い訳を作っていた。

 

結論から言うと、

子供達には私の英語への想いが伝わっていた飛び出すハート

他の講師達への満足度を10ポイント以上上回り、

どの項目においても子供達は

私のレッスンを一番高く評価してくれていた。

 

下手くそなレッスンでも

情熱は伝わるもんだな、と改めて思わせてくれた。

子供達、ありがとう。

 

そうやって一年が経ち、生徒さん達の継続率も高く、

学校も認めてくれるようになった。

今年から私はもうベテラン扱いだ。

 

自分らしい授業をこれからも踏襲しよう。

結果を見るまでは「アンケートをやったところで

それがなんなのさ」と自分に言い聞かせていたが、

皮肉にもそのアンケートによって自信を持ち、

迷うことなくこれからも

自分が理想とするレッスンを追求していく。

 

これまでのレッスンの内容を今後公開予定。

stay tuned.