若い頃に仕事仲間と交わした約束がある。

相手の仕事のスキルが低下したと感じた場合は、

絶対に指摘するということ。

 

仕事仲間と言っても彼女とは友達でもあり、

仕事を始める前からある勉強会で会い、

切磋琢磨しあって、お互いビジネスを始めてから

たくさんの辛いことを一緒に乗り越えてきた

同志である。

 

私と彼女は20代の頃、

ビジネス界における先輩方を観察している中で、

大勢の優秀な人達がいる一方、

仕事のスキルが低下しているのに

この業界(非開示)に居座っている50代、60代の人達を

目の当たりにした。

「老害だ。あんな感じで仕事をしていたら終わりだよね。」

と2人で熱く語っていた。

良い仕事を提供するより、仕事をしようとしている人達の

害になっている。それが老害。

 

そんな老害にはなるまいと私たちは冒頭の

約束をした。お互いに周りにメリットより害になっているような

仕事のやり方をしていたら指摘をし、そして仕事にしがみつくことなく、

この業界を退くと。

 

若い頃は経験がないために、失敗をする事は多々あったが

それを糧に成長することができてそれが楽しくもあった。

経験がない分、料金も安く、

モチベーションが高い若者として

クライアントは温かい目で

見守って下さり、そのお陰でスキルを磨いていき、

人気、評判もそしてお金もそれなりについてきた。

波に乗っている感じがして、仕事にやりがいを感じていた。

多種多様な業種の人達と出逢い、

自分の可能性は無限大と信じ、

そこには自信に溢れている自分がいた。

 

ただ、専門職というのは

成長を続け、自分をアップデートしながら、

常に基礎力も訓練しておく必要がある。

そういう意味ではアスリートとどこか似ている。

休暇をとっても基礎訓練は毎日欠かすことなく続け、

鍛錬を怠れば仕事のスキルは低下する。


フリーになり、会社設立30年になる。

私はいろいろないい訳をしながら、

その基礎訓練をこの2年、怠ってきた。

その理由はシンプルで

仕事が楽しくなくなってきたからだ。

 

実は仕事を始めてから20年以上経った頃に、

この職業に適していないことに

気づいてしまったのだ。これって衝撃的すぎる!爆  笑

そこから

私の中の何かが少しずつ綻び始めた。

 

メンタルにやられているのかもしれないし、

燃え尽き症候群の一種かもしれない。

わからないけど、モチベーションは上がらず、

日々の訓練を怠り、アラフィフの今、若者より

遥かに早いペースでスキルが低下、

元のレベルに戻らないところまできてしまった。

情けないんだよね〜。なんだか私、みじめだわ。

若い人たちがまぶしく見える今日この頃である。

 

あの友達と交わした約束はどうなったのだろう。

私、老害になっていたら指摘してくれるんだよね?

固い約束をしたよね?

いいの?私まだこのまま業界にしがみついていて?

 

老害となった今、指摘しにくいだろう。

<完>

以上「今日のtinacciの頭の中」。

独り言だし、しかも身元がバレないように配慮をしながら、

わからないディテールが多いが

日記代わりにブログに書き留めた。

 

実は今日仕事で失敗をし、自己嫌悪に陥っている。

30人以上の前で大恥をかいてしまった。

こんな時は友達との前述の約束を思い出す。

(最近こんな時、ってことが急増している)

 

起きたばかりの今の惨めな気持ちや頭の中を

正直にここで綴ったが、

明日も私は仮面をかぶって

自信に満ちた自分を演じて仕事に出かけるぞ!

 

ただ、このギャップにそろそろ限界が訪れている。

私は友達の指摘を期待しているのかもしれない。