コロナになってから政府が導入したgo to travel。

旅行しに行くという表現であれば

前後に入る単語が抜けていることで、

必ずしも間違いとは言えないが、

go 関連で英語を間違える大人が多いので

小学生たちにはしっかりと使い方を伝えておきたい。

 

まず、go to schoolとかgo to workという表現。

英語学習者の中にはなぜgo to the schoolと言わないのかと

疑問を持つ人もいるだろう。

 

go to〜は生活する上で欠かせないものは

theを必要としない。

go to schoolは学校に行くという意味ではあるが、

教育を受ける、という生きていく上で

必要な行為を表現している。従ってtheはいらない。

(注:私の個人的解釈)

 

他の例としてはgo to church.

アメリカでは特に日曜日に教会に行く人は多い。

そして信仰は生活に欠かせないといえるのではないか。

churchもまた前にtheは必要ない。

 

in this line of thinking,

この延長線上で考えると

go to bedも生活に欠かせないので

theはつけない。

 

go to collegeも同じく。

What do you do (for a living)?

と聞かれた時に

I go to college. I'm a college student.

というのも有り。

大学に行っている、と言っているが

働いているのではなく、学生しているという意味。

 

言うまでもないと思うが、

HawaiiやOsakaという場所は

そのままgo to Hawaii、go to Osakaとなる。

 

ではどういう時にtheをつけるか。

習慣として決まった行き先がある時や海とか山の自然。

go to the movies

go to the beach, go to the mountains.

 

ここから派生して出てくる質問としては

libraryとかsupermarketとかも

なぜaではなくtheなのか。

 

これには2つの考え方があるような気がする。

まず一つ目。

あくまでも私の感覚を説明すると、

人間誰しも一つのコミュニティ(社会)の中に属し、

暮らしているという前提で英語って話されているから。

そのコミュニティ内には

図書館があり、スーパーマーケットや

クリーニング屋がある。

同じコミュニティ内に暮らしている人間なら

誰もが知っている

「その」図書館、「その」スーパーマーケットに行くのだ。

そして必ずしも現実とは合っていないが

そのコミュニティには

一つしか存在しないという前提、或いは先ほどいった

普段使いしている場所という意味でも

theが使われる。

例えば、Let's go to a zoo. でも

Let's go to the zoo. でも良いが、

前述の感覚からすると後者の方がしっくりくる。

 

そしてもう一つの考え方。

逆にaをどういう場合に使うか。

aは「どこかの」という意味ととらえる。

There is a cat.は1匹の猫がいると

小学生のテキストには訳されているが

「どこか」の猫がいるのだ。

 

go to the libraryは

自分の馴染みの図書館に行くニュアンスだが、

go to a libraryというのは

libraryが持っている役割を利用しに行く。

つまり本を貸す機能を持っている、或いは

その他図書館が果たしている役割を利用できる

「どこかの」図書館に行くのだ。

 

Let's go to a zoo.とは、

動物を見るという通常のスタイルで行くという意味よりは、

動物園が提供している何かを得ることを目的に

どこかの動物園に行こうという

ニュアンス。

例えば夏休みの宿題で鳥の絵を描かなければいけない子供に対して、

公園ではなく、動物園に行っちゃおうという提案をする時に

Let's go to a zoo. どこかの動物園に行こう(その目的を果たすために)。

もちろん、Let's go to the zoo.でも自然な言い方である。

 

<aでもtheでもいいコンビニ>

コンビニは都心であればコミュニティ内に

1店舗以上あるという認識であれば

go to a convenience storeとなり、

場所によっては

go to the convenience storeになることもある。

コンビニはいろいろなサービスを提供し、

その名の通り誰もが立ち寄ることができ、

便利なのでaとtheどちらでもいけるのかもしれない。

 

一方、grocery storeやsuper marketも

現実的にはコミュニティに1店舗以上あるが、

theがつく。

生活の一部であり、普段から通っている場所という

前述の理論が適用される。

 

このブログを書きながら思ったが、

aとtheの使い分けは確かに難しい。

 

苦し紛れではあるが、説明を試みるとすれば、

自分のコミュニティ内或いは、

暮らしているスペース内に恐らく一つしかないだろうという

共通の認識がある時はtheを使うのかな

(たとえ現実とはズレがあっても)。

 

ということを考えれば

家の中の台所、居間、寝室にはtheを使うのは自然。

そして一般的にお手洗いに行きたい時にも

go to the bathroomとなる。

 

さて、最後にtoをつけない場合の話で

締めたいと思う。

go home, go abroad,などtoがいらない

単語もある。

 

go toに関して

しっかりと小学生達に伝えたいと

意気込んだものの、

どの説明も混乱を招きそうだ。

小学生の生徒達には

こんな長々と

説明するわけにはいかないかな。

間違えながら、修正していき、

覚えていってくれることを願う。