Woodrow Wilson、アメリカの第28代大統領の話が
ここ最近頻繁に取り上げられるようになった。
というのもWilson大統領は1919年に当時大流行した
スペイン風邪にかかったのだ。
スペイン風邪による死者はその時
全世界で2千万人に達しており、
アメリカでは60万人が亡くなっていた。
運悪く、Wilson大統領がかかったタイミングは
世界の今後を決定づける交渉の
真最中。それまで強気に条件を詰めていたのが、
病状が悪化し、意味不明なことまで言い出したのだとか。
彼が感染したことは国民には
知らされなかった、ということを除いて
今のトランプ大統領との類似点が
興味深い。
Wilson大統領もトランプ大統領同様に
スペイン風邪の感染を軽視していたのだとか。
Wilson大統領は感染をきっかけに
人が変わったとまわりは言っていたそうな。
また、スペイン風邪から回復はしたものの、
半年後には脳梗塞を発症、大統領職務不能な状態に。
トランプ大統領の今後は
神のみぞ知るが、ここで歴史を振り返り、
Wilson大統領の時の混乱を
読んでみてはいかがだろう。