新型コロナの情報を収集するために

CNN Healthのメルマガに加入している。

その内容のほとんどがニュースで得られる情報と

変わりないのだが、

今日入ってきたメールは

新型コロナ禍だからこそ

インフルエンザの予防接種をすることを推奨、という内容。

これはインフルエンザによる死者も多いアメリカの話ではあるが、

この秋冬、

インフルエンザが流行る時期と

コロナの感染が広まる時期が

重なる可能性があることを警戒している。

 

咳、発熱などの症状はコロナかインフルエンザか

判断されにくいのでインフルエンザの予防接種を受けておくことで

インフルエンザの可能性を排除しておきましょうと呼びかけるものでもある。

これにより少しでも先々に予想される医療関係者の負担を減らそうということだ。

 

この記事はインフルエンザの予防接種を受けるメリットはもう一つあると続く。

ヒューストンのテキサス・ヘルス・サイエンスセンター大学で

60歳以上の患者9000人に実験を行った結果、

一回以上インフルエンザの予防接種を受けた患者の間では

アルツハイマー性認知症の発症率が17%減少し、

2回以上の接種では更に13%減少。

そして早く接種するほどその効果が

より期待できるという。

発症率のリスクがなぜ減少するかの理由は判明していないが、

簡単に言うとウィルスにかからないことによって

免疫力が傷つかずにすみ、認知症を起こす引き金が

引かれない可能性が高まるんだとか。

 

個人的にはインフルエンザの予防接種をすることで

具合が悪くなるため、あまり積極的には受けていない。

認知症発症の確率が下がるのであれば考えたいが、

この実験結果の数字は、サンプル数を十分にとっていることで

信憑性は高いものの、さほど感心するほどの

結果ではないように思う。

 

また、日本では新型コロナの影響でマスク、手洗いが徹底され、

インフルエンザの件数が減ったことも報告されているので

これまで以上にインフルエンザの予防接種は必要ないのではないか。

 

インフルエンザの予防接種ではなく、

新型コロナのワクチンの接種が早く出回ることが待ち望まれる。