久しぶりの投稿です。

投稿をしたいという気持ちを掻き立てられる

小さな事件が起きました。

誰もが経験のある迷惑メールなのですが、

海外からのもので、新手のものです。

 

他の迷惑メールと違い、

無作為にメールアドレスに送りつけているのだけではなく、

あるアカウントで使っている私のパスワードも

書かれていました。サーと顔から血が引きました。

 

削除をすぐにするべきなのでしょうが、

どうやってパスワードまで手に入ったのか

手掛かりがないか知りたく、

メールを更に読むことにしました。

長い文面だったのでかなりまとめますと、

 

メールアドレスとパスワードを持っているから

パソコンをハッキングしたそうな。

そして、ここからがとんでもない内容なのですが、

「ハッキングをして分かったのは、

あなたはいくつものアダルトサイトにアクセスをしていて

しかもあなたがエロいことをしている画像をパソコンについている

カメラにより入手しました。

これを知り合いにばら撒かれたくないなら2000ドルを

ビットコインで48時間以内に払え」

 

バカバカしくて読んでいられません。

これで引っかかってしまう人はいるのでしょうか。

全く身に覚えがないので詐欺だと確信し、

他のネットユーザーも同じメールを受け取ったことがあるのか

ネットサーフィンをしながら調べてみました。

 

するとアメリカの公正取引委員会のホームページにたどり着き、

こういう脅迫メールに対し、注意を呼びかけていました。

また、このホームページを訪れたユーザーのコメント欄には

同じような内容のメールを受け取ったという人達の情報共有が

されており、

 

ずいぶん昔のパスワードを知られていただの、

俺に対する請求額はもっと高かった、私はもっと低かっただの、

請求金額の設定がバラバラで変だという会話が繰り広げられており、

早速笑えるような出来事になっていました。

 

ただ、公正取引委員会では脅迫メールの取り締まりに

真面目に取り組んでおり、自分のメールアドレスやパスワードが

ハッキングされたかどうかを調べる無料のサイトが紹介されています。

 

もちろん、いくらアメリカの公正取引委員会で推奨されているサイトとはいえ、

信用できるのかという疑問はすぐに浮かびました。

自分のメールアドレスが漏洩されているかを確認するために

検索ウィンドウにメルアドを入力することで、その情報を利用されるのでは?と。

 

検索する前にそのサイトの信頼性を

これまたネットで調べましたら、安全であるということを確認し、

自分のメルアドが実際漏洩されているのかを検索してみました。

 

その結果、

私のメルアドはLinkedInという人材系の登録サイト、

その他eviteから漏洩されていることが

わかりました。

また、知り合いのを頼まれたので調べたら

Dropboxからの漏洩でした。

もう十数年も使っていないそうですが。

 

早速、パスワードを変えることにしました。

また、これまでデータ漏洩に遭った企業やサイトも

チェックすることができます。

機会がありましたら、是非お調べになってみてはいかがでしょうか。

 

Googleで

Have I been pwnedで検索してアクセスしてみて下さい。

 

ご参考までにアメリカの公正取引委員会の注意を呼びかける記事はこちら。

https://www.consumer.ftc.gov/blog/2020/06/cryptocurrency-blackmail-scam-alert