カルロス・ゴーンが釈放中に
スパイ映画さながらの逃亡を図り、
世間をあっと驚かせたが、
そのドラマを支えていたのが数々の小道具だった。
プライベートジェットや本人が入っていた大きな黒い箱、
そしてなんといってもパスポート。
彼は3冊違う国のパスポートを持っていたそうだ。
パスポートは両親や配偶者、本人の出身地、或いは永住権という形で
発行されるのは大体想像がつくが、
十分なお金、その国の不動産、事業へ投資をすることによって
容易に手に入れることもできる。
そんなお金で手に入るパスポート販売の仲介をしている
ロンドンに本社を置く会社によると
新型コロナウィルス下でパスポートを申請する人の数が
40パーセント増えているらしい。
申請者のほとんどは富裕層で
新型コロナウィルスから守られている国、
或いは規制が厳しくなく、自由に行動ができる国、
そして医療体制がしっかりしている国が人気なんだそう。
この記事によると特に注目されているのがオーストラリアや
オーストリアなのだとか。
なんかわからないけど、ねたみからか、
なんでもお金で手に入れてしまう金持ち達の動きを
批判したくなるが、富裕層が投下する資金によってコロナウィルスで
経済的打撃を受けている国は助かる面もある。
また、どこのパスポートが欲しいか?と聞かれれば、
外出自粛はまだまだ続くが、
私は日本で充分満足だ。
source: Robb Report