世界的に人工呼吸器が不足しているが、

その使用には慎重になる必要が出てきた。

 

ニューヨークでは

新型コロナウィルス患者の中で人工呼吸器を使う人の

80%が最終的には死亡する。

人工呼吸器は重症化した患者に使われるため、

死亡率が高い傾向にはあるが

それにしてもあまりにも高いため、

人工呼吸器の使用に医師が警鐘を鳴らしている。

 

ある医師によると、

人工呼吸器は酸素を直接肺に送りこむため、

肺の組織を傷つけ、

他の呼吸器系の疾患と違い、

新型コロナの患者には必ずしも

効果が期待できるものではない可能性があるという。

 

すべてが初めての経験で

手探り状態の治療現場。日々変わっていく情報。

日本は感染者数を抑え込み、

オーバーシュートを遅らせることで

米国、中国、イタリア、スペイン、ドイツ、

その他の国から次から次へと

シェアされてくる情報をもとに

たくさんのことを学ぶことができる。

それが結果として多くの日本人の命を

救うことになる。

 

命と引き換えに残してくれた情報を

無駄にしないため、そして他の人の命を生かすために、

日本全国民が一丸となって外出を自粛し、

とにかく感染の上昇曲線を抑えること、感染拡大を遅らせる

重要性を意識して、頑張らなければいけない。