世界の国々の死亡原因を比較してみたら
日本と驚きの違いがあった!
まず、
米国、オーストラリア、カナダ、フランス、イタリア、スウェーデン、オランダ、ドイツを見ると
以下の11項目の死因のうち、
順番は違えど、トップ10に入っているのはほぼ共通。
(順不同)
1)心疾患
2)アルツハイマー、認知症
3)脳卒中
4)肺がん
5)肺疾患
6)前立腺がん
7)乳がん
8)結腸がん
9)糖尿病
10)自殺
11)肺炎、インフルエンザ
さて日本の場合は。
日本の死因のトップ10に、
上記のリストをあてはめることはできるだろうか。
答えは
日本のトップ10の死因に
上記のリストに入っていない項目が2つ。
胃がんとすい臓がん。
そして
欧米のリストに入っているもので
日本の上位に入っていないものが2つ。
アルツハイマー/認知症と前立腺がんである。
このデータをどう捉えればいいのか。
ひょっとすると胃がんと膵臓がんを発症させているのは
日本特有の原因かもしれない。
ではその原因はなにか。
まず、胃がんの原因。
胃がんになるリスクは
A型の人が他の血液型と比べて高いと言われている。
確かに日本人の間で最も多い血液型がA型である。
こればかりは変えることはできない。
また、よく耳にするピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)であるが、
東大の研究によると日本を含むアジアで感染するピロリ菌は
欧米型のものに比べて
より発がん性が高いことが判明している。
必ずしも癌化するものではないが、
日本人の40%から50%ほどがピロリ菌に感染している。
そして日本人の食生活とも関係が深く、
お味噌汁、ラーメンをはじめとして、
日本人が大好きな食べ物の中には
塩分過多のものが多い。
では、もうひとつの膵臓がん。
日本特有の原因は考えられるだろうか。
膵臓がんにおいて
日本は10万人当たりの死亡率が
世界で6番目に高いほどである。
膵臓がんの原因の25%は
喫煙であることが確認されている。
最近は喫煙者数も減少傾向にあるものの、
今の高齢者の中には
病気をきっかけに禁煙したが
かつてはヘビースモーカーだったという人も多いのでは。
喫煙をやめることで
膵臓がんのリスクを下げることができることから
その関係性は強い。
そして胃がんと膵臓がんの両方にあてはまる原因として
日本の高齢化があげられる。
高齢になるほどがんによる死亡率が高まる*。
従ってデータからわかるのは
日本は特有の理由で
胃がんと膵臓がんを発症するリスクを
前述の国々より多く抱えているという
ことだろうか。
そうであれば、
ここで注目したいのが、
欧米の死因の上位に入っていて、
日本の上位には入っていない項目の中の一つ
アルツハイマー/認知症である。
日本特有の理由が手伝って
アルツハイマー/認知症による死亡が
欧米諸国と比べて低いと考えられるのであれば、
その理由は何か。
さてその答えを考える時間があるそこのあなた。
教えてほしい。
眠くなってしまったので続きは今度。
source:
Global Life Partnersが提供している
World Life Expectancyのサイト
日本のデータでは死因が
悪性新生物と癌が一括りにされていたり、
老衰という項目に属し、死因が特定されていないものが
あるため、データが完全に一致していませんので
注意が必要。
*年齢調整死亡率という計算では
がんによる死亡率は低下傾向にある。
