Hans Rosling著のファクトフルネスという本が今売れている。

私たちは思い込みや大昔に聞いたことのあるデータを基に、

今の世界の現状に対して間違った捉え方をしていることを指摘している。

 

質問: 過去百年間で年間の自然災害による死亡者数の推移は

1)倍増した 

2)同じ 

3)半分以上減った

のうち正解はどれか。感覚的に1)と答えてしまいそうだが正解は3)。

また、未だにジャイアントパンダが絶滅危惧種と思っている人はいないだろうか。

ファクトチェックのテストをすると博識のある人でもチンパンジーより出来が悪いことに著者は驚く。

自分が思っているほど世界は悪い方向にばかり進んでいるわけではないことに気づかされる。

Our actions matter!

末期のがんを患い、本の完成を目にする前に亡くなった著者のメッセージをしっかりと受け止めていきたい。

(本は家族と共著)

 

歴史までもがアップデートされていき、情報が修正される中で

まわりを見渡すとくだらないことでも日々ファクトを更新する必要があることに気づく。

なかなか容易ではない。

 

去年の12月にイタリアに行った時に

アダムとイブが口にした禁断の果実はリンゴではないことを聞かされて驚く。

その時のガイドさんは正解はイチジクだと言っていた。間違った翻訳が広まってしまったんだとか。

 

また、今年の干支のネズミはチーズを特に好んで食べるわけではないらしい。

ただ、それを知っていてもネズミとチーズのイラストは定番になってしまった。

「データによると本当は○○だ。」と今までの思い込みを覆す身近なファクトフルネスは誰もが一つや二つは知っているだろう。

 

フェイクニュースがいろんな形で流れてく中で、

これからは一層、情報源がしっかりしたファクトに基づいた視点を心掛け、

自分の中でどのようにアップデートさせていくかを考えることが今年の私のテーマの一つになった。