犬が一度白内障になってしまったら、ずっとつきまとう問題。いろいろなことを調べたり、試みたりするが、治療の選択肢に限りがあることに気づく。一体何が一番効果を発揮しているのか、未だになんともいえない。獣医さんもわかっていない。点眼薬をあれこれ使い、主観的に感覚的に自分で何がワンコにとってベストなのか判断していくしかない。
前回のブログではライトクリーンを145日以上使ってみて、ある程度の効果を感じたことを伝えた。ところが、その効果は不安定で、目がキラキラしていて白内障も後退したのかと思った日もあれば、何も変わらないほど目が曇っているように感じた日もあった(あくまでも個人的な感想)ことも述べた。ライトクリーンに対する総体的な感想としては、目の曇り加減は依然と残ったままではあったが、目の一部、例えば水晶体がどんどん白くなっていくことはない。その意味では進行は抑えられているとは思う。
ちなみにワンコのこれまでの白内障の背景を説明しておくと、白内障との戦いはワンコが8歳くらいの時から始まり、11歳になった今に至る。初期は白内障だということもわからない程度だったので真面目に毎日点眼薬を注さず、忘れることもあり、一番安い(カリ?)もので予防目的に使っていた。実質的な効果を狙うより、何か対策をとっていると自分の精神衛生上の理由の意味合いの方が強かったように思う。だが、その一年後、9歳になった頃には明らかに白内障が進行していることに気づき、焦り、これまでいろいろと試してきた。そして機会があるごとにワンコの白内障の様子をブログで紹介している。
今年はライトクリーンを使ってきて、効果として悪くないが、前述の結論に達したのでそろそろまたクララスティルを使ってみようと切り替えた。クララスティルは症状や個犬差はあっても短期間で効果が出るばかりでなく、これまでの治療薬では不可能とされていた白内障の改善を訴求している。いつもいつも私のパソコンの画面に宣伝バナーが出てくることもあり、私も半分洗脳状態かもしれない。以前に購入して効果がなかったように思えたのに、またどうしても使ってみたくなってしまうのだ。しかも今回は3週間の出張が入り、ワンコをペットシッターさんのところに預けることになり、ペットシッターさんのもとでは確実に点眼をしてくれるので効果をみる絶好のチャンス。
そして3週間経ちました。クララスティルの効果は?やはりわかりません。しばらくワンコに会っていなかったので良くなっているのか...な~?そんな気もするのですが。ライトクリーンでは改善されなかった曇った感じは減っているのと、安定して良い状態は点眼開始1カ月は続いている。もう少し続けると改善までに至るかも?
ただ、製品のボトルの出来の悪さに文句を言いたい。液体は水のようにピューッと出てきてしまい、1滴、2滴とコントロールするのが難しい。たった5ccで5千円以上もするのだから、そこのところを考えてくれないと、わざとではないかと製造元に対して猜疑心を持ってしまう。詐欺?ネットで購入する時は大抵ある代理店にたどり着き、他のルートがなかなか見つからないし、怪しくない?Is
this a big
sham?と疑い始めるとキリがない。獣医さんも知っているし、海外のサイトでも紹介されているので(同じ情報だが)一応は大丈夫だと思うが、D-smileと成分が変わらないという話なのでわざわざネットで注文するのではなく、獣医さんから直接もらえるD-smileにするか検討中。
当面、ワンコの白内障の治療はこれでいくことに決定。
犬の白内障は飼い主にとって関心の高い話題のよう。何かのお役に立てるかもしれないという想いでまた1カ月後に報告するとしよう。
*手術の可能性は全く除外する。