11月4日の診察には、母のみが父に付き添った。

そこで医師が伝えた事は、

 

・キイトルーダを投与して3か月後に効果があるかどうかを判定する

・効果が無ければ、いわゆる抗癌剤投与しか治療法が無いが、

 父にはお薦めしない

 

だった。

 

更に医師が父に伝えた事は、

 

・キイトルーダの効果がなければ緩和ケアをお薦めする

・今のうちにしなければならない事をしておく

 (例えば家族に伝えておきたい事を話したり、仕事があるなら引継ぎをする)

 

だったらしい。

 

これを聞いた父は随分衝撃を受けたそうだ。

母が言うには、「もう、そんな事を言うのですか?」と、

嘆きのような言葉を父は発したらしい。

(ちょっと早いよね~。まだキイトルーダ初回を投与されたばかりなのに)

 

どちらも私からしたら当たり前の事なんだけど、

当人にすれば衝撃だったろう。

父にとっては「緩和ケア」と言えば「終末期」を想像してしまうのだろう。

現代では「積極的な治療をせずに、苦痛を取り除く事に重点をおく」という意味だと思うのだが、父はそれを十分理解していないように思う。

 

いや、例え理解していても、

もう治療法は無いと言われたら、

誰だって奈落の底につき落とされたような気持ちになるだろう。

 

人生最大の修行だ。

 

どうにかキイトルーダが効く事を祈るばかり!

 

ところで、先日の血液検査で、

リンパ球は5.8%で、NLRが13.74だった事はブログに書いたが、

いったい父のリンパ球数はいくらなんだろうか?

 

80歳以上男性の白血球数は約5800/μL

父の場合は17480/μL(多い!)

 

そうすると

リンパ球は5%なので874/μL(少ない!)

好中球は79.7%なので13932/μL(多い!)

(リンパ球数が1200/μL以下だと倦怠感が出るらしい。)

 

キイトルーダを投与して効き目があったなら、

次回の診察(9日)の血液検査でリンパ球数は増えるのだろうか?