11月2日、父が退院してから初めての診察です。

 

父は退院後も食欲が無く、

血液検査では相変わらず貧血であることがわかったので、

医師は、

「本当はキイトルーダ投与を延期したいのですが、

〇〇さんの場合、これ以上延期するのもよくないと思いますので、

本日キイトルーダの点滴をします。

その後、輸血をして帰って下さい。」

とおっしゃいました。

 

ようやく、ようやく・・・キイトルーダの点滴です。

約40分くらいで父は通院治療室(抗癌剤などの点滴を行う治療室)から出てきて、

そのまま輸血を行う内科処置室へ向かいました。

 

看護師さんより

「輸血にだいたい2時間くらいかかります。」

と言われ、

もう夕方近くになっているので母は私に帰宅するように言いました。

 

母も疲れているだろうに。

もう78歳なのに、車椅子に乗る80歳の父の送り迎えを一人で担っている。

自宅からK病院までは、高速道路を使って片道1時間余り。

晩はとにかく視界が悪いので心配だ。

 

キイトルーダの副作用として下痢が心配なので、

私は売店で紙パンツとポカリスウェットを購入し、

母の車に積んだ。

 

(続きます)