前回の続きです。
父のNLR値は7以上もあった。
(ちなみに、私、主人、実家の母は1.1くらいであった。)
好中球も少し多いが、いくらなんでもリンパ球が少なすぎるのだ。
こんな父にキイトルーダを投与しても効果があるのだろうか?
10月28日に初回投与の予定だが、奇跡が起こる事を祈るしかない。
・・・などと不安を抱えていたら、
10月26日に父は入院するはめになった。
あまりの体調不良で、父が病院へ連絡、
26日に血液検査と診察をしてもらい、そのまま入院が決定した。
肺癌発覚からこの1か月で、
痛み止めのカロナール→トラマールへの変更、
デノスマブの注射とデノタスチュアブルの内服、
それから、以前よりかかりつけクリニックから処方されていた
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、
ループ利尿剤、
他にも糖尿病の薬や高脂血症の薬・・・・
たくさんの薬を服用する事により、元々少し悪かった腎臓の機能が更に低下したのだ。
(クレアチニン1.9→2.6)
また、
癌宣告のショックなのか、薬の副作用なのか、痛みのせいなのか、
癌による衰弱のせいなのか、
父は食欲が無く、貧血でもあった。
28日のキイトルーダ初回投与は、とりあえず中止となった。
父は入院し、輸血をして、
「トラマールの副作用で腎臓の数値が悪くなったのかもしれません。痛み止めの薬を変更してみます。」と言う医師の管理の下、
腎機能回復に専念することになったのだ。