若い頃、
手足が毛深いのが
悩みだった。

剛毛ではなかったけれど
とても嫌だった。


大人になり働き出してから、
一念発起して
お金をかけ脱毛したら、
それまでの悩みは 消えた。
楽になれた。


だから、
後悔はしていない。


でも
人生折り返しを迎えた
今になって思う。


そう生まれたのは 


きっと 敏感な 
私の皮膚を
守ってくれるため
だったのだと。


どちらかといえば
色白な からだや 顔には
シミができやすくて

夏の太陽の光は強すぎて
痛く感じたり。


それらから 私を
守るためだった。




腫れぼったくて
小さな目。



低い鼻。



分厚い唇。



コンプレックスの
かたまり。



見た目でしか
とらえていなかった
気に入らない
パーツ達も


私を守ってくれるため
だったのかな




右耳も聞こえない



でも


音を拾いすぎる 私の耳は
片耳だけで 
むしろ よかったのかも
しれない



今となっては
こじんまりとした 乳房も

妊娠した時には
思春期にもなかったほど
急激に 乳腺が発達し、
憧れだった 期間限定の
巨乳(←私の中では)になり、
母乳を つくってくれた。



これまで 何回か 
事故に会って
痛い思いをした時も
骨折ひとつしなかった
丈夫な骨。


歯並びはよくないけど
ほとんど虫歯に
ならなかった歯。


ミルク育ちなのに。

いや、
ミルク育ちだからか。



そう思ったら、
文句も言わずに 生まれてから
今まで 休むことなく
ずっと頑張ってくれている
私の細胞ひとつひとつに 

「ありがとう 」と 

感謝したくなった。



すると 
私の細胞たちが
それに応えて 
喜んでくれている
ような気がする。



完全ではないけれど
大事にしなきゃね。



でもね、

コンプレックスを感じてて
ずっと生きづらいのなら、
我慢して苦しいなら、

見た目であれば
お金をかけて
解決するのも
全然ありだよね。


自分らしく
生きるために

誰にも 遠慮せず

自分が 納得する方法で
楽になろう。
 

私も そのうち
ぱっちり二重にするかも
しれない(笑)