巻々木@人事部です。
ものすごく面白い本に出合いました。
「NO RULES」という本です。
ちょうど1年前に発売された本ですが、
NETFLIXのユニークな社風を
紹介しています。
郵送DVDレンタルから始まったこの会社は
世界中に会員を擁するインターネット・ストリーミングサービス会社に
転換したかと思えば
さらに独自のテレビ番組や映画を制作して
アカデミー賞、オスカー賞の常連になるほどの
本格エンターテインメント企業になりました。
そんなNetflixの社風はとにかく「自由」。
休暇の規程はおろか
出張の経費精算の規程もない!
(正確には、休暇の規程には「どきどき休暇を取ろう」
経費精算には「会社の利益を考えて動しよう」という
ガイドラインがあります笑)
同じ人事担当としては驚きました。
そんな曖昧な規程にしたら
同僚に忖度してずーーっと休暇を取得しない社員もでてくるし
逆に、繁忙期に休暇の権利を行使して業務が滞ることも
あると思ったからです。
経費精算だって、飛行機のビジネスクラスを使ってよいのか
エコノミーとするべきなのか判断は人によって分かれると
思います。不平等感はでないのでしょうか。
こんな規程で実態の運営がまわるのでしょうか。
・・・結果、上手く回っているようです。
破竹の勢いのNETFLIX
Wikipediaによると
2021年7月現在、Netflixの加入者数は2億900万人 (!)
にも上っています。
通常、こんな規程をつくったら
現場は混乱すると思いますが
そうはならない現場の強さがある、
そんなカルチャーを作れることが
NETFLIXの凄さです。
この本では、このカルチャーの醸成のために
NETFLIXがいかに心を砕いているかが
具体的な取り組みとともに紹介されています。
このカルチャーが作られることで、社員は常に
「NETFLIXにとって一番いい行動は何だろう?」と
考えるようになったといいます。
それは社員が皆当事者意識を持つようになるということであり
社員一人一人が経営者のマインドを持つようになるということです。
よく社員の心得として
「社長のマインドを持とう」とは言われます。
ですが、本当にそのマインドを持てるような環境を
提供できた会社はあったでしょうか。
私の会社でこの環境を提供できているかと聞かれると
答えに詰まります。
「自由には責任が伴うことを伝えたうえで権限を与える」
それを制度面からも実態としても実現させた会社が
NETFLIXでした。
(NETFLIXでは平社員が社長に意見することも歓迎されますし
数億の契約書に平社員がサインすることも歓迎されます)
「言うは易し、行うは難し」のことを
実現さてみせたこの会社を尊敬します。
こんな会社を知ったからには
私ももっとできることがあるはず!
言葉が躍るだけの綺麗な世界ではなく
努力してトライ&エラーを繰り返して
難しくても実現していくぞー!!!
明日から仕事を一層がんばります!!
まきがき