千の夜を越えて -88ページ目
芝浦側から往復。お天気も良くて風も無く、最高のお散歩日和でしたーニコニコ

携帯落としそうになりながら撮影。後で思い返してもゾッとする…川底から拾うのは100%不可能です。


お台場海浜公園を臨む。


コンテナヤードのキリンたち


芝浦側エレベーター横の貼り紙


俺はかつてある人を見殺しにした。この世で1番愛され、愛している、唯一無二の人だと思っていたその人の愛を永遠するために見殺しにした。
そう自分に暗示をかけるため、愛などなかったその人との世界に、愛があったことにしようとした。
罪を償って開放されたいんだ。
間違った愛から奈央子が野口を殺したのは、愛していたからだ。殺人の動機は愛だ。
人の命を奪う、という行為に対する理由が愛なんて尊い言葉であっちゃいけない。俺が犯人なら動機は復讐になる。
誤解しないで。
これは愛の証なの。彼には私しかいなくて。
痛くて苦しくて逃げ出したくなることもあるけど、別の女にとって代わられるのは絶対にイヤ。
希美ちゃんにはきっと耐えられないわ。
それを伝えたくて今日はここにきたのに。
きっと安藤は、この先私が手を伸ばしても届かない世界へ行くことができるんだろうな。
それは羨ましくもあり、嬉しくもある。
ぐらついた拍子に作業服の裾を掴んでしまったけれど、こうやって捕まっていれば私が一人では行けないところにまた連れて行ってくれるだろうか。
いや、ゴンドラの上だからこうやってつかまっていても何も言わないけれど、地上で寄り添えば、自分で立てと怒られるに違いない。
野バラからここに連れてきてもらえただけなのに、それでも私はこんなにも幸せな気分だ。
安藤のために私にできることは、手を離しがんばって。と見送ることなのだと思う。
誰も安藤の邪魔をしてはいけない。