夕焼け | For the music(音楽へ)

夕焼け

夕焼け空を見ていると、何だかいろんなことを思い出す不思議な気持ちになります。



けどそれはなんだか懐かしく、温かくて、そして切ない感じなんですよ。




中学校の帰りに通ったこだかい丘の上の池の辺…。




夕焼けに染まった西の空と、夕焼けの映る大きなダルマ型の池。

東を向くと、谷に広がる田舎街が一望できました。


田んぼの稲や、丘に生える草を揺らして吹き抜ける風の匂いや、夕焼けの温かさは今でもはっきりと覚えています。



高校時代、毎日部活をしながら山に沈む夕日を眺めていました。とにかくがむしゃらだった自分。


大学時代、彼女と歩いた線路沿い…。線路の向こうに沈む夕日。幸せだった自分。


一人暮らしを始めたころ、アパートの裏を流れる大きなカーブを描いた河に映る夕焼け。将来への不安と希望でパンクしそうだった自分。




なんだか、やっぱりいいものですね。



自然の美しさに勝てる物ってないのかもしれません。



あの、自分の全てを見透かしているようで、それでいて優しく包んでくれる美しさには…。




夕方や夕暮れ時を黄昏れ時といいますが、何だかわかる気がします。





夕暮れだけではなくて、他にもいっぱい好きな自然あります。



雨音、ひたすらシトシト降る雨の匂いと音が、なんだか妙に身体に染み入る時があります。


風、そよそよ吹く風も、ぶわっ!っと吹き抜ける風も、自分の中を綺麗にしてくれているよう。


台風、あの轟々という風の音が、なんだか心地よいこともあります。


雷、ただただぼーっと見ていることがあります。綺麗だなぁ…と素直に。あの轟音も心地よく響きます。


台風や雷は災害をもたらしたりするのですが、そうでなければ本当に美しい…。


自然て、なんであんなに安心するんだろう…。