あなたを思う度

胸がきゅっと締め付けられるような感覚に陥るのを

あなたは知らない。

きっと、知らない。


振り回されている気がしてならない

愚かと指を刺されても仕方ない

けど、それでも逢いたいと逸る気持ちに勝てなくて

凍てつく吹雪でも

漆黒の闇の中でも

貴方のために走るの



私にはたくさんの大切な人達がいる

その人達に私が求めるものは

ひとりひとり違う

信頼できる誰か一人に

私という存在を理解してもらうには

私は重過ぎるから


人生の上で

人を嫌うことを先に覚え

それが染み付いて離れない私にとって

人を好きになることは

それはそれは難しいことなのです

まして別れを告げる術なら

いくらでも知っているのに

愛を伝える術など

持っているはずがない


ねえ?連絡してよ

言い訳を聞かせてよ

そうしたら私だって、

貴方に伝える術を得られるのに