素直に言えない

怖くて言えない

私は夢現

微睡みの中

そのベルが鳴るのを待っている

鳴るはずないのに

鳴るわけないのに

そんな都合のいいこと

愛されることを望み

愛することを怖れた

何かすべきなのに

自分が動けばいいのに

してもらうことを祈るだけ

ただ怖くて、怖くて

君に突き放されるのが

ただ、怖くて