今回は男子ワールドカップ決勝を紹介します。
後味の悪い試合でした。
馬龍選手が初めからリードし、最終セットも先に５点取りながら、最後は逆転されて負けるという。
大舞台に弱い馬龍選手らしかったです。
実況でも『馬龍は世界選手権とオリンピックを除いては最強だ』って言われてました。
馬龍選手、７ー５のリードからカウンターをミスり、チキータされたのを回り込んだらミスり７ー７
そこからの張継科選手の戦術はすごかったです、ほぼ『はめ技』でした
フォア前にＹＧサーブで短い上回転を出し、それをフリックしてくるのを待ってカウンター
まあ張継科選手ほどのカウンターの技術がないと出来ませんが、すごいです
１本目は馬龍選手がフォアにフリック、張継科選手はカウンター、馬龍選手もカウンターからのラリーで負けてしまいます。
２本目はさっきの展開を嫌がってバックにフリックしたのをまたもや読んでカウンター
この攻め方はさすがです。
その後も７ー９から馬龍選手がチキータしにくいフォア前に下回転を出し、張継科選手はバックに２本ともチキータ
これがフェイントだったんです、
そのあと色々あって１０ー１０になり、馬龍選手のサーブ
またもやフォア前に下回転を出した馬龍選手に対し、張継科選手は今度はフォアへチキータ
レシーブエースでした。
そして１０ー１１の場面で張継科選手のサーブに対し馬龍選手はバックフリックでオーバーしゲームセット
やはり勝敗を分けたのは攻めの姿勢だと思います。
張継科選手はレシーブから果敢に攻めていましたが、馬龍選手は安定重視のレシーブ
サーブも張継科選手は上回転が多かったですが馬龍選手は右横下ばかり
あとバックハンドの差も大きかったです。
ただ、５ー３の場面でそこからリードしてれば馬龍選手は十分勝てたと思います。そこでミスを連発してしまったのが敗因でしたね。
それにしても終わった後の張継科選手の態度は最悪ですね、下品でみっともないです。
今までのパフォーマンスはまだ自分のユニフォームを破ったり、表彰台にキスしたりユーモアがあったように思いますが
今回のフェンスを蹴破るのはただの器物破損ですし、迷惑です、誰も喜びません
もうパフォーマンスのネタが切れてきたんでしょう。
そろそろスベってます。
勝ったからといって何をしてもいいって訳じゃないです
だからこそ馬龍選手に勝って欲しかったです。
試合内容は素晴らしかったですが、その後にそれを越えるマイナスがあって後味が悪い試合でした。
僕はボル選手みたいなジェントルマンなのが好きです。
勝って嬉しいのは分かりますが、どうかと思いました。
次はボル選手と水谷選手の３位決定戦を紹介します
では
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