伝統を引き継ぐことと進化と…。 | 田端SUN家のブログ

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生きるが満ちている!人生の学び舎をつくる人 
田端智子のブログです。

こんにちは。

 

生きるが満ちている!

人生の学び舎を作る人

田端智子です。

 

昨日、館林ではゲリラ豪雨でした。

ほんの20分くらいだったのですが…。

そのあとの空がとてもきれいで印象的でした。

 

今日は、うって変わって快晴です!

午前中にちょっと考え事をしたくて、

最寄りのスタバに来ました。

 

そしたらこちらがありました。




見てうれしくなったので、

館林紬ついてのお話を書きたいと思います。

 

実は館林には「館林紬」というものがあります。

私が館林紬を知ったのは、

長男が5歳くらいの時だったと思います。

だから今から8年前。

 

つつじが見ごろの時期に

つつじが岡公園の入り口に出店が出るのですが、

そこで、見かけたのが

「館林紬の子供用の甚平」でした。

 

なんとなく

龍とかドクロとか今流行りの柄や同じものを着せることが

あんまり好きではなかった私は

「これ、いいんじゃない?」と思って

値段を見て即決したのを覚えています。

(一点ものだから高いイメージがあったのですが、3500円くらいだったと思います。)

 

しかし大問題だったのが、

息子の体形。

息子の体形に合う子供用がなかったんです。。

その場に息子もいたので、見ていただき

「この子に着せるのね。大丈夫よ。なんとなくサイズ感はわかったわ」とお店の方に言われて

「じゃあお願いします!」と言って購入しました。

 

そこから「出来上がったよ」と言われて

取りに行ったら、パツンパツン。

思わず大爆笑!!

「想像以上だったわ。大人用の太さでいいみたいね」と

笑いながらおっしゃってくれて、

もう一度作ってくださいました。

 

出来上がったものは、本当に素敵なもので、

それから夏祭りでよく着ていました。

また、館林紬は木綿なので、

生地自体がすごく柔らかくなるので、

数年後にはパジャマとして使われていました。

 

そこから数年たった時に

あのスタバで飾られていた

紬・組のイベントに行きました。

紬・組のインスタはこちらです。

❤️‍🔥合同会社 紬•組 (つむぎ ぐみ)(@tatebayashi_tsumugi) • Instagram写真と動画

(めちゃくちゃおしゃれ!)

 

 

そこで、息子の甚平を作ってくれた方(山岸さん)と再会したんです。

実は、山岸さんとは、ちょこちょこ会うこともあったのですが、

大勢のお客さんの一人だろうなという感覚が私にあったので、

あまり話しかけずにいました。

 

そうしたら、そのイベントで

「あの息子さんは今いくつになったの?」と山岸さんに聞かれたんです。

「え~覚えてるんですか??」と聞くと

「もちろんよ。」と。

私は嬉しすぎて

「もう中学生になったんですよ。息子はずっと着てましたよ。そして、色は薄くなりましたが、破けもせずにあります」と伝えたんです。

そうしたら、

「うれしいわ。」と話してくださいました。

 

 

今その館林紬は山岸さんのところにあるものだけだったんです。

が、再興プロジェクトとして動いています。

新しいものとして進化して動き出している。

 

人の思いを引き継いで

大事な部分は残しつつも進化させている。

そういう人と人の気持ちが混ざり合っていくことに

ぐっとくる自分がいます。

 

これからの館林紬の進化も

すごく楽しみです!!

 

そして、最後に

実は私仕事着として、

館林紬のモンペを2着持っています。

破けた部分も直してもらって

着ているんです。

(直す部分が、お尻の部分やウエストの部分。擦れちゃうんですよね。それくらい着てる(笑))

 

着るだけで、その人たちの思いを重ねて

着ることができるので

いつも幸せな気持ちになります。

 

皆さんの中にも

身に着けるだけで幸せな気持ちになるものありますか?

もしよかったら聞かせてくださいね。

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

最高の一日をお過ごしください。